投資用語解説 配当性向

投資用語解説

今回は配当利回りとセットで見たい配当性向についてです。

配当性向とは

概要

配当性向とは、純利益の中からどのくらい配当に廻しているかを見る指標です。算定式は以下の通りです。

配当性向(%)=1株当たりの配当金額÷1株当たりの当期純利益×100

活用法

配当利回りと同時にcheckしたい指標で、留意点は下記です。

高ければ高いほど良いわけではない。

当然数値が高い方が配当をたくさんだしていることにはなりますが、配当性向50%くらいまでが健全ではないかと考えます。
配当も必要ですが、当期純利益のうちには内部留保をして今後の事業投資に充てる必要もあります。成長期にある会社ほど配当性向は低く、内部留保に廻す傾向にあります。従って、配当性向が高いと、高配当株投資を行う投資家には嬉しいですが逆にいうと会社が成熟期或は安定成長期に入っている(つまり今後の急激な成長は見込みにくい)ともいえます。
また、配当性向100%を超える会社を見かけることがありますが、いわゆるこれはタコ足配当ですので、今後もその水準の配当は維持されない可能性がありますので留意が必要です。

配当利回りとセットで。

配当利回りが高くても配当性向が高すぎると今後の減配リスクがありますので、配当利回りだけでなく、配当余力という観点から配当性向もセットで見るのが良いと思います。

高配当株投資における配当性向

会社のステージの確認。

上でも少し記載しましたが、成長企業であればあるほど配当性向は低くなる傾向があります。また、成熟企業、安定成長企業になれば、徐々に配当性向が高くなる傾向があります。この辺りの状況を確認して、投資先の企業がどのあたりのステージにあるかを考慮しながら投資していくのも大事かなと思います。

欲張りな銘柄選びか。

まだ成長過程(時価総額は少なめ)で、配当性向20~30%程度、一般的に配当が高めな会社(配当利回り2~3%程度)が結構あります。
正直言うと、私の投資先の必要配当利回りには届かないのですが、このような会社にこそ今後増配してより配当利回りが高くなる会社が潜んでいることが多いです。勿論、その会社の株主還元姿勢を短信や中期計画で確認する必要がありますが、今後の増配が見込めそうな会社であれば、多少現在の配当利回りは低くても投資先として選定することも視野に入れても良いと思います。但し、高配当株式投資のポートフォリオ全体としての設定目標利回りは下回らない範囲で。

まとめ

-配当利回りとセットで確認する。
-対象会社のステージや株主還元姿勢が数値で見える。
もりっこ。
もりっこ。

結構奥深い指標と思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました