高配当株の選定

私が、高配当株投資の銘柄選定について、checkする指標等をまとめておきます。

高配当株投資の際確認する指標など。

事業内容の確認

過去においては、なんとなく良さそうだからとか、IT関連だから、ということで投資して痛い目を味わっております…(苦笑)
現在では、事業内容を確認し、あまりわからない内容だと投資しないようにしています。今後勉強して変わるかもしれませんが、最近では化学関係の銘柄は扱っている商品やサービスが具体的に理解できていないことが多いので敬遠気味です。
また、この事業内容を確認する際に、著名投資家が”堀”と呼ぶような優位性があるかどうかがとても重要です。つまり、独占・寡占の有無、許認可関係、顧客の特性、顧客の乗り換えコストの多寡などになりますが、今後長期にわたってその会社の業績が安定或は好調で配当を出し続けてくれるかの重要な要素になると思います。

収益状況の確認

売上・利益推移

ある程度安定しているか、もしくは右肩上がりかどうかを確認します。

営業利益率

私は営業利益率(業種によっては営業利益という概念がないのでその場合は経常利益率)をかなり重視しています。本業での稼ぐ力を表しているからです。
配当の基準として配当性向を目安としている会社も少なくないので当期純利益も大事ですが、とはいえ臨時的・突発的な損益というのは一過性のものなので、個人的には営業利益が気になります。

もりっこ。
もりっこ。

営業利益率10%程度は欲しいですし、15%以上あるとヨダレが出ます(笑)

ROE、ROA

一応営業利益率の補足として確認します。有名な経営効率を見る指標なのでこれを最重要視されている方もいらっしゃると思いますが、私の高配当株投資の場合は、経営効率よりも後述する現預金残高、換金可能な有価証券残高を優先しているので、どちらかというと営業利益率の補足としています。
但し、現預金残高が効率性から見て適切な水準(つまり残高多すぎない)の会社の場合は、ROE、ROAの重要性が増します。

営業CF

CFなので、収益性の範疇に入れるのは正確には違うかもしれませんが、利益が計上されていてもCFがマイナス或は利益水準から異常に減少している場合は投資しない可能性があります。また事業年度によって不安定な会社よりもある程度安定、或は右肩上がりな会社を優先します。

もりっこ。
もりっこ。

尚、業種によっては、業績が好調であればあるほど営業CFがマイナスになりやすい業種がありますので、その辺りは留意しますが、基本的にマイナスは許しません(笑)

財務状況の確認

自己資本比率

当たり前ですが高い方がよいです。
一般的に40%程度あれば投資先として安心と言われますが、私の高配当株投資の場合はどちらかというと経営効率はそこまで重視していないので、極力高い方が望ましいです。目先不要な現預金溜め込んでもらって全然okです。また、重要なのは負債の内容を確認することです。返済が必要で利息負担もある借入や社債が多いのか、或はそれら有利子負債は少なくて、買掛金や前受金が多いのかもcheckするようにしています。

現預金残高

経営効率性の観点からは無駄と思われようと多額な方が良いです。これは換金できそうな有価証券残高も同様。上記の自己資本比率で記載した負債の内容確認もそうですが、貸借対照表の資産内容を確認することも重要と思っています。

配当状況の確認

配当利回り

高配当株投資なのでこれ見ないことには始まりません。個別銘柄ですと、3.5%~3.75%くらいは欲しいです。また、ポートフォリオ全体の利回りとしては4~5%くらいを目指します。

かえでさん。
かえでさん。

税金で約20%引かれるので実質利回りは表面利回りの約80%だね。

重要なのは、ポートフォリオ全体での利回りを目標とすることで、例えば若干配当利回りは足りなくて時価総額も小さいものの、他の要素(事業の優位性や収益性、或は株主還元姿勢)で投資したい銘柄にも投資が可能になります。

もりっこ。
もりっこ。

投資時点では、高配当株とはいえなくても、意外にこのような会社が今後成長してくると数年後に高配当株に入ってくることが結構ありますよ。

配当性向

タコ足配当或は50%を超える配当性向の会社は投資を躊躇すると思います。安定的に配当を頂くという意味では、50%以下の配当性向が望ましいです。

割安性の確認

PER

私の中ではかなり重要な指標です。元々私は割安株投資から高配当株投資にたどり着きました。元々PERはとても重要視していますがその姿勢は今も変わりません。基本的にPER15倍以上の株には投資しませんし、極力10倍以下が嬉しいです。PBRはPERの補足で見ますが、PERほど重要視はしていません。

もりっこ。
もりっこ。

正確には高配当割安株投資かもしれません。

 

高配当株投資を行う上での心がけ。

分散を心掛ける

高配当株投資は割安投資と合わせて実施することで、比較的リスクの少ない投資にすることが可能かとは思いますが、とはいえアクティブ運用には違いありません。一般的にインデックス運用に比べて投資成績は不利です。
数銘柄に集中するのではなく、できるだけ銘柄や業種を分散する方がよいと思っています。

再投資の方針

配当額が目標に到達するまで、或は生活するにおいて配当収入が特段必要でない場合は、配当額を再投資して株式元本の増加を目指しています。
ただ、これは人それぞれや時期によって決めるので良いと思います。自分の資産状況や高配当株投資を行う目的によって、再投資せずに、何かの支払に充てるのもありですね。また現役時代は再投資、老後は配当はキャッシュで受け取るなどでもよいでしょう。

キャッシュ・ポジション

当然ですが、投資に廻せるだけ投資した方が結果として配当収入は増えます。ただ、配当収入を効率的に増加させることを鑑みると、株価が低い時に株数を増やすという戦術も必要になります。なんらかの理由で株価が低迷した際に機動的に投資できるある程度の手元キャッシュは保有しておいた方がよいと思っています。この金額はいくらぐらいが適正かはよくわかりません。人それぞれの考え方や資産状況によると思います。下がったら買い足すから別に下がっても良いよと思えるだけの資金と心の余裕を持っておくのが大事でしょうか。

もりっこ。
もりっこ。

高配当株投資については、売却益を目的としていないので、元々株価の上下には一喜一憂しない投資なんですけどね。でも、下がったときには株数ひいては配当を効率よく増やすチャンスといえます!

 

 

 

 

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