おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当のタマホーム。
2023年5月期第3四半期決算発表されていました。かなり人気のある高配当銘柄です。
2023年4月10日時点の株価3,610円、
配当利回り4.71%。
5月決算です。
個人的には積水ハウスや住友林業と比べると今1つの評価だけど
高配当で有名・人気のある銘柄。
高配当株 タマホーム 2023年5月期第3四半期決算
損益状況。
(出典:決算説明資料)
・営業利益:77億円 (同 +4.9%)
・経常利益:79億円 (同 +4.1%)
・親会社株主に属する四半期純利益:50億円 (同 +3.2%)
営業利益率:4.4%
増収増益。
売上高と営業利益は上場来過去最高。
個人的にはこの営業利益率がもう1つ感拭えず…。
セグメント。
売上高
(出典:決算説明資料)
営業利益
(出典:決算説明資料)
・売上に関しては住宅事業が約30億円減少、不動産事業でカバー。
・住宅事業の営業利益は価格改訂が寄与して大幅増益。一方その他の事業ではほぼ減益。
不動産事業は原価や販管費増加の影響。
金融事業は火災保険料手数料減少、生命保険の販売伸び悩み。
保険も売ってるんや。
住宅購入者に対しての保険販売らしいね。
また、エネルギー事業というのはメガソーラーです。
財政状態(BS)。
(出典:決算説明資料)
・現預金は57億円減少。
・在庫(主に販売用不動産や未成工事支出金(建設中の原価))が100億円増加。
・未成工事受入金(前受入金)が75億円増加。
・その他負債の減少は、未払法人税等の減少など。
例年売上の3割、営業利益の4~6割程度が4Qに集中しています。
その為在庫や前入金が3Qは多めですが、
前年同期より増加しているので4Q着地も
増収増益が期待できそうです。
(出典:IRバンク)
尚、自己資本比率は約28%と相変わらず低目。
業種的にはある程度しょうがない部分かも。
通期業績予想
業績予想。
(出典:2023年5月期第3四半期決算短信)
・営業利益:137億円 (同:+15.2%、同:56.2%)
・経常利益:137億円 (同:+11.0%、同:57.8%)
・親会社株主に属する当期純利益:87億円 (同:+5.0%、同:58.4%)
前記のとおり4Q寄与が高目なので、
3Q進捗率としては順調といえそうです。
配当予想。
年間1株137円(前年より45円増配)。
こちらも今回の3Q発表と同時に修正ありました。
元々普通配当135円+記念配当35円の合計170円だったものを、普通配当のみ170円に修正。
総額としては変更なしですが、
今後の増減配の基準は普通配当170円になると思います。
(出典:決算説明資料)
かなりの増配スピードです!
配当性向は50%を超えたようです。
業績も含めイケイケドンドンになってきた感じ。
高配当株 タマホ-ム 気になるトコロ。
住宅の受注。
3Qの受注については、
(出典:2023年5月期第3四半期決算短信)
注文住宅の棟数自体はやはり減少しています。
この辺りは他の銘柄も同様の傾向でした。
(出典:2023年5月期第3四半期決算短信)
売上高自体も注文住宅は減少傾向にあります(戸建分譲でカバー)。
この辺りは気になると言えば気になるかも。
勿論、棟数が減るのは価格でカバーすれば良いし、
不調のセグメントは別のセグメントでカバーすれば良いので、
注文住宅の棟数・売上が減少していることが必ずしも
ネガティブと決めつけてしまうのも乱暴といえば乱暴かも。
とはいえ主力事業ですので気になるよね。
人によっても判断分かれるかも。
まとめ
・営業利益・経常利益上方修正。
・住宅セグメントの受注減・販売減は気になる。
・戸建分譲は堅調な模様。
・配当は記念配当やめて普通配当のみに修正(合計額は変わらず)
・引き続き国内市場動向や、住宅受注状況は要checkかな。
利益率が低めとはいえ、配当利回りも高く
数年持ってた人はホクホク!
住宅市場の傾向を見る限り
今から新規に投資はちょいビビる…。
そういえば、タマホームは積水や住友林業と違い、
海外(特に米国)での売上がほとんどない模様。
今後吉と出るか凶と出るのか…!?
個人的には、積水や住友林業優先かなと思ってます。
タマホーム3Qでした。
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