政治ブログではないのですが(笑)
少しだけ気になる点があったので、特に経済面(や株式相場)に関係しそうな部分で少々。
あ、そうそうそろそろ9月の権利日近いので、
そちらはお忘れなく!
PB(プライマリーバランス)黒字化凍結について。
プライマリーバランスというのは国や地方自治体などの基礎的な財政収支のことをで、簡単に書くと国債等の発行(借金)による収入を歳入総額から除いた金額と歳出総額から国債費等を差し引いた金額のバランスを指します。
そして残念なことにデフレ状況の不況でありながら、
おかしな政治家と経済学者(というか財務省かな?)が
今もプライマリーバランス黒字化を提唱してる…。
高市候補はインフレ2%達成までこの黒字化を凍結すると言っていますが、すごく真っ当です。
ようやく当たり前のことを理解して
発言できる政治家が出てきつつあるようで。
そもそもPBなんて家計じゃないんだから、政府についてはどうでもいい話です。
自治体は考えた方がよいかもですが
(通貨発行権ないので)。
年金の最低保証部分は消費税で?
ホントいい加減にしてほしい。
まず、「保険」ですよ!?
保険は保険料で負担するのが筋。
保険料方式止めるんでしょうか?
そして、最大の懸念は、これが実施されると消費税減税の目がなくなる可能性大。
個人的にはいまだに消費税廃止してくれる政治家が
出てくることを祈ってます。
超淡い期待ですが…。
ホントに要らん税金なのですよ。
デフレ不況期に金融緩和しつつ、一方で消費税増税やらPB黒字化目標とか足引っ張ってホント意味不明。
国民も勉強する必要あるけど
政治家もっと勉強してよって感じ。
改めて方向性の整理。
単純に書くとこんな感じでしょうか。
(スタグフレーションの場合や、政策方向としての規制緩和、保護政策云々はちょっと複雑になるので省きます)
インフレ好況時に歯止めをかける方向。
- 金融引締
- 財政支出を減らす
- 増税
デフレ不況時に景気を刺激する方向。
- 金融緩和
- 財政拡大
- 減税
ちなみに安倍政権では「金融緩和した」「財政拡大していない(増減ほぼなし)」「消費増税した」って感じかな。
一応書いておくと、通貨発行権を保有している日本政府(しかも借金のみでなく資産も膨大に保有)において、そもそも財源がないという言葉は意味がないと思います。
財源は国債発行すれば良い話。
税は財源というより分配及び上記の景気調整手段として
捉えた方が良いと思います。
消費税自体には反対ですが、”インフレ時に消費税数%、
デフレ時に消費税凍結”という使い方ならまだアリと思います。
でも好況時に所得が増えたら税負担が高く、不況時に所得が
減ったら税負担軽くなるのは、既に所得税の累進課税で
担保されてる気がしますけどね。
ちょっと毛色の変わった投稿ですいませんでした。
言い訳すると、このようなことは我々も知っておくべき事項と思います(自分なりに勉強した話なので、間違っている点あったらスイマセン)。
鵜呑み厳禁!気になる部分があったら
是非確認・勉強してみて!
(これが大事)
今回の総裁選もいかに頓珍漢なことを言っている政治家がいるかがよくわかります(経済政策のみの話です。まだ財政健全化言ってる人いますし…)。
恐らくですが、あくまで経済政策だけ考えると高市候補が勝つことが株式市場にとっては一番良い方向と思います(金融課税増税は少なくとも暫く実施しないようですし、一番増税政策が少ない。何より上記の方向性の話をちゃんと理解されている模様)。
勿論、あくまで自民党内での候補者固有の政策論議なので、党としてまとまった後に実施する政策はある程度収斂していく方向にあるとは思いますが…。
この辺りの方向性によって日本株ウェイトをどうするかを考える投資家の方もいらっしゃるとは思います。
それでは、よい1日を!
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