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例えば、学究社。【季節変動に留意】

四半期報告書廃止? 9769 学究社

高配当株の学究社もうそうですが、会社によっては売上や利益が年間通して同じように計上されない会社があります。

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例えば、学究社の2022年3月期第1四半期決算。

決算数値


(出典:2022年3月期第1四半期決算短信より)

荒波さん
荒波さん

おいおい赤字やんっ!

と、一見見えます。
しかしながら、年間予想を見るとしっかり増収・増益を見込んでいます。

第1四半期は例年こんな感じ。

実はこの学究社。毎期第1四半期はこんな感じです。

(出典:株探より)

もりっこ。
もりっこ。

あと第4四半期も業績は良くない傾向です。

この辺り、考えてみると塾事業なので、以下のような傾向が読めます。

  • 受験シーズンである年明け以降、生徒が減る。
  • 新学期以降徐々に生徒数が回復、増加する。

季節変動のある会社は留意要。

従って、学究社のような会社を投資先として考える場合は、単純に四半期決算数値のみで判断しないよう留意が必要です。

かえでさん。
かえでさん。

赤字だからといって慌てない慌てない。

むしろ、上記株探サイトにも表記されていますが、同四半期ベースでは赤字縮小傾向にあるようで、数値自体は赤字決算ですが、評価としては良い決算であったといえそうです。

このような季節変動のある会社は他にもありそうです。例えば、主要顧客が官公庁であるシステム会社やインフラ会社、コンサル会社など。そんな会社の決算数値にはちょっと留意しましょう。

もりっこ。
もりっこ。

例えば、毎期年間予想に対するその四半期の進捗率を比較するという方法は有効と思います。

それでは、よい1日を!

尚、当然ですが、これら銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。また、記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。

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