気になってる銘柄の1つに、明豊ファシリティワークス(1717)があります。
以前1度銘柄紹介していましたが、少し配当利回りが低くて投資できていません。
実は銘柄紹介していた当時に投資していたら、その後増配して良い感じの配当利回りになっていたので、クヤシーと思っているとかいないとかいうのは内緒(笑)
そんな明豊ファシリティーワクスが、先日”立会外分売のお知らせ”を出していました。個人的にも少し馴染みが薄かったので、この機に少し確認してみることにします。
明豊ファシリティワークスの立会外分売のお知らせ。
こんなプレスリリースが出ていますね。
(出典:明豊ファシリティワークス 株式の立会外分売に関するお知らせ より)
9月3日だそうで、もうすぐです。
興味ある方は、証券会社のHPに立会外分売の予定銘柄として掲載されていると思うので、ご自分の証券会社のサイトを確認してみて下さい。
立会外分売とは。
立会外分売(たちあいがいぶんばい)の定義
これは、上場会社が大株主である銀行やオーナー経営者などの保有株を小口に分けて証券取引所の立会外で不特定多数に売り出すことを指します。
なぜこんなことを行うのかということですが、一般的には以下のような理由が挙げられます。
- 株式市場へ株式を放出することで、流動性を高めたい。
- 株主数を増やしたい。
- ひいては、株価を上昇させたい。
明豊ファシリティワークスの場合は、もしかしたら予定されている東証の市場改変への対応の一環かもしれませんね。
投資家からみたメリット
投資家から見たメリットは以下があります。
(出典:楽天証券サイトより)
特に、赤丸つけている割安価格で購入できるというのが1番のメリットではないでしょうか。
これは、分売する際に、多くの投資家に買ってもらうためのインセンティブといえます。
TOBの場合のプレミアム価格の逆のイメージ(TOBの場合は売却を促すので、市場価格より高く買い取ってくれます。直近だとドコモのTOBが記憶に濃いでしょうか)。
また、実は、明豊ファシリティワークスですが、2021年6月にも立会外分売しています。
以上のように、前日価格851円から2.7%のディスカウントをされて828円で購入できたようです。
実はこの時は私気づいてなかったんで、ちょっと残念でした…。
少し安く変えて、即日売却可能ということは、数%の利幅であれば比較的容易に売却益が得られる可能性が高いということになります。
投資家から見たデメリット
これは立会外分売という制度自体の話ともいえますが、
- あんまり行われていない。
- 上記明豊ファシリティワークスのIRを見てもわかる通り、申込株数に上限があったり、買付期間がかなり短い。従って、抽選になることも少なくない。
- また、中止されることもある。
そんな立会外分売ですが、気になっている銘柄であれば応募してみても良いと思います。
一方で、少し安く買えるからといって、知らない銘柄や自分なりの投資ルールに合致しないような銘柄について応募するのは、当然ですがお勧めしません。
それでは、よい1日を!
尚、当然ですが、これら銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。また、記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。
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