国際分散投資推奨されています。
投資の話としては常識でしょう。
一方で私はあまり国際分散できていないです。
今日はそんな言い訳的な話です。
言い訳って…
国際分散投資は推奨されている
国際分散投資。
株式や投資信託に関して、日本株や日本株式に投資する投資信託のみでなく、米国や先進国の銘柄(場合によっては新興国へも?)分散投資することが推奨されています。
債券についても同様です。
個人で債券買ってる人は
あまりいないと思うけどね。
ちなみに我らがGPIFの投資先はこんな感じ。
(出典:GPIF業務概況書)
国内株式・債券のみでなく、外国株式・債券に分散しています。
今回は株式と債券といった区分ではなく、国際分散投資にフォーカスしますが、この国際分散投資が推奨される理由は大きく2つかと思います。
②(日本の投資家に限定すると)日本については今後大きく経済成長する見通しがないと考える方が多いから。
特に①が主な理由。
こちらはどちらかというと
普遍的な理由と思います。
②は我々が日本人だからでしょうか。
①は普遍的と書いてしまいましたが、米国人なら米国資産にのみ投資という方も多いのかもしれません。
一方、私の場合。
私個人の金融資産状況(2022年7月時点)は、ざっくり以下の通り。
・米国ETFが運用資産の5%くらい(しかも勉強用というかなんとなく)。
・(別途iDeCoは先進国株式投資信託のみ。)
iDeCoは外国への投資になっているとはいえ、明らかに日本株に寄ったポートフォリオです(笑)
やっぱ、やばいのか!?
ここから言い訳始まるんやな。。
模擬的な国際分散投資という考え方は出来るのか?
本日の言い訳
個人的にはこれアリと思ってるんだけどなー。
これで私の偏ったポートフォリオ許して欲しい…
日本企業であっても外国での収益や利益割合が大きい銘柄はたくさんあります。
JTとかね。
これらの銘柄への投資は、実質的に世界経済の成長の恩恵を受けることができると思います(勿論不況の影響も受けます)。
また、例えば新興国への投資を考えると、情報や法整備の面において日本の企業への投資は安心感があります。
日本以外の先進国企業への投資については、インターネットや様々な情報なツールがあり以前と比べるとかなり情報は入手できるるものの、開示資料等の元資料は外国語であるため人によっては取っ付き難いという側面があると思います。
この辺りは投資スタンスにもよりますかね。
僕は確認したい派なので(笑)
直接的な為替リスクはあまり負いたくないという考え方もあるかもしれません(国際的な銘柄に投資すると間接的には為替リスク受けてますけどね)。
この安心感を担保しつつ、日本以外の経済活動の恩恵を受けることが可能な日本企業(輸出企業でもいいし、現地に子会社がある企業、全世界的に事業を行う商社なども)に投資するというのは、模擬的な国際分散投資が実施できているのではないかと、個人的には思ってます。
なので、国内需要のみの恩恵を受ける会社だけに投資することはしていません。
ただこの点は、専門家の方からは”それじゃダメ!”
”それ違う”って言われるかもね。
尚、前提として日本株で優良な銘柄は決して少なくないという考えです。
回避できない点
この模擬的な国際分散投資ですが実際の国際分散投資と比較して拭いきれない弱点があります。
どこの国にも多かれ少なかれありますが、地政学も含め日本が安全かという点については少々疑問があるかもしれません。
世界的に稼ぐ日本企業であっても日本拠点だからこそ凄まじい損害を受けるかもしれません。
この点ではなんとなくだけど
米国株などの方が一時的には業績や株価
下がってもまだ安心できるかもしれませんね。
ただ一方で、外国株に投資していても日本の証券会社経由だと本当に安全なのかとはちょっとひっかかってます。
(外国企業の株主名簿には記載されているとは思いますが、証券会社無くなったらスムーズにその後の取引・管理・換金できるのか?)
日本の周りには独裁(的な)国家も多いです
(みんな核持ってるし)。
この辺りを真剣に懸念するなら、
個人的には外国の証券会社に口座開きたいかも。
まぁ何かあったら株や預金持っててもどうしようもないと
思ってるので、しないけど。
あと少し前から日本では話題の政府の政策もその国の企業であれば影響避けれません。
会社からみたら法人税や各種法律規制。
投資家からみたら金融資産への税制や金融政策など。
その国独自のファクターはありそうです。
皆さんはどうお考えでしょうか。
私の言い訳何点?
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