![もりっこ。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/27bbca9321b3284c1d52d9c06f7c3147.png)
おはようございます☆
もりっこ。(@moricco_net)です。
少し前にタマホーム、積水ハウス、住友林業と銘柄の確認をしました。
各々で見てきたので今回はざっくり並べて比較してみました。
![かえでさん。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/season_character3_autumn_momiji.png)
まだ銘柄確認していませんが、
大手ということで大和ハウスも混ぜています。
![もりっこ。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/27bbca9321b3284c1d52d9c06f7c3147.png)
大和ハウスはどちらかというと住宅よりも
商業・事業施設の分野が主流な感があるので
どちらかというと参考かもですが。
ハウスメーカー3社(+1)並べてみた
前提。
- 拾った業績数値や財務数値は直前決算期のもの。
- 時価総額、配当利回り、PER、PBRは2022年9月2日時点。
配当利回りなど。
時価総額、配当利回り、配当性向。
・配当性向は住友林業がかなり健全。
・会社規模は大きな差がある。
![かえでさん。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/season_character3_autumn_momiji.png)
一般的にはどの会社も高配当と言ってよい水準だけど、
個人的には4%は欲しいなぁ。
業績。
直前決算期の業績。
・タマホームは元々低価格路線が影響してか利益率は低い。
・タマホームのROEが高いが、後述自己資本比率の低さの影響があると思われる。
![もりっこ。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/27bbca9321b3284c1d52d9c06f7c3147.png)
もうこれだけで個人的にはタマホームへの投資は無い…。
![荒波さん](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/3d7e7b2438a1d1f3f4530f52a028920a.png)
残念!
営業CF。
積水ハウス。
(出典:IRバンク)
住友林業。
(出典:IRバンク)
タマホーム。
(出典:IRバンク)
大和ハウス工業。
(出典:IRバンク)
・業種的に毎期安定的というのは難しいことを考えると、決して安定的ではないですが残りの3社はまずまずといったところか。
![荒波さん](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/3d7e7b2438a1d1f3f4530f52a028920a.png)
やっぱ、タマホームは厳しい。
割安さ。
PER、PBR。
・とりわけ住友林業のPERが低い。
・PBRはタマホームが高目。
![かえでさん。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/season_character3_autumn_momiji.png)
他の3社もPERは割高ではないですね。
住友林業の割安さが目立つということ。
財務状況。
自己資本比率など。
![かえでさん。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/season_character3_autumn_momiji.png)
有利子負債は借入金と社債の合計としてます。
・タマホームは自己資本比率は低い(一方で現預金や有価証券の保有割合は高い)。
![荒波さん](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/3d7e7b2438a1d1f3f4530f52a028920a.png)
積水ハウスの在庫比率は
高くてちょっと気になるけどね。
海外売上比率。
海外売上比率。
※住友林業は経常利益率数値(海外売上高の営業利益率は非開示)
・タマホームや大和ハウス工業はまだまだ少ない。
![もりっこ。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/27bbca9321b3284c1d52d9c06f7c3147.png)
積水ハウス、住友林業、大和ハウス工業は国外(特に米国)へ
積極的に展開していく模様です。
この点は一概に高い方が良いというわけではなく、投資する側の考え方によって判断する材料でしょうか。
![かえでさん。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/season_character3_autumn_momiji.png)
一例としては、少子化等で国内の住宅需要に不安を感じる場合は
海外に積極的に展開している銘柄への評価が高くなると思います。
或は単純に世界から稼いでくる銘柄(間接的・疑似的な国際分散)が
好きな方も少なくないと思います。
まとめると
各銘柄の特徴まとめると、、、
積水ハウス。
・収益力高い。
・自己資本比率高い。
住友林業。
・配当利回り高い。
・配当性向高い。
・収益力高い。
・海外比率及びその収益力高い
・割安度がずば抜けている(逆に気になる位…)。
![もりっこ。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/27bbca9321b3284c1d52d9c06f7c3147.png)
住友林業のPERの低さはなんででしょうね。
そんなに市場からの信頼度がないんでしょうか。
数年前まで低利益率だったからですかね?
タマホーム。
・配当利回りは高いが、あまり秀でる部分がない。
![荒波さん](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/3d7e7b2438a1d1f3f4530f52a028920a.png)
個人的にタマホームはすまんが、ない…。
大和ハウス工業。
・最大手。
・収益力高い。
![もりっこ。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/27bbca9321b3284c1d52d9c06f7c3147.png)
尚、大和ハウス工業は今回触れていませんが、
住宅よりも商業施設や事業施設の利益率が高いです。
住宅ハウスメーカーという色合いは他の3社より
薄目かも。
投資するなら。
この中で投資するなら、個人的には積水ハウスか住友林業でしょうか。
![もりっこ。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/27bbca9321b3284c1d52d9c06f7c3147.png)
積水ハウスは業績の安定やその収益力と財務健全性の面が評価できそう。
一方で配当利回りは住友林業よりは低め。
住友林業は収益力、配当利回り・配当性向が数値的には優秀。国外展開の速さや、
今回触れていませんが森林業を行っている点も個人的にはポイント高し。
![荒波さん](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/3d7e7b2438a1d1f3f4530f52a028920a.png)
積水ハウスは正直言うと
もうちょい配当利回り欲しい~。
![もりっこ。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/27bbca9321b3284c1d52d9c06f7c3147.png)
どちらか1つ選べなら個人的には住友林業攻めますかね。
尚、住友林業については前回の銘柄確認でも記載した通り利益率は
ここ2年くらいで急激に向上していています。今後も安定的に続くか
どうかは少し留意した方がよいもしれません。
あとは飛びぬけた割安度は何かほかに理由があるかも…??
![かえでさん。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/season_character3_autumn_momiji.png)
大和ハウス工業も悪くはないので、
ここを選択される方も多いかも。
最大手の安心感♪
今回の注意点
今回財務数値は直前決算期のみ確認しています。
特にこの3(4)社は全て決算期が異なるので、外部要因(市況や経済動向)のタイミングによっては比較が難しくなる可能性がある点留意ください。
より精緻に比較したい場合は2~3期並べてみるとより良いかと思います。
![もりっこ。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/27bbca9321b3284c1d52d9c06f7c3147.png)
以上。
![かえでさん。](https://moricco.net/wp-content/uploads/2020/05/season_character3_autumn_momiji.png)
しつこいですが、あくまで個人的意見ですので、
投資する際は自分で確認してからですよん!
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