おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株 オリジナル設計。
これまた前回の日特建設に続いて
地味なトロコきましたね。
そうそう、はっきりと高配当株投資を開始したかしないかくらいに着目した銘柄です。
そんなオリジナル設計ですが、最近利益率が低下気味なのが心配です。
高配当株 オリジナル設計 最近の利益低下傾向。
オリジナル設計とは。
上下水道、水質保全等の建設コンサルで、主な顧客は地方自治体か官公庁。
良かったらこちらも参照ください。
以前このブログで紹介した時の内容です。
2年前くらいなので少し情報は古いですが、
会社の事業内容などを確認するにはよいと思います。
利益額の低下。
こんな感じです。
尚、60期というのは直近2021年12月期になります。
(出典:OEC通信(株主通信)2021年12月期 第60期(R3.1.1~R3.12.31) より)
勿論、配当原資は最終当期純利益なので当期純利益の低下も懸念材料ですが、個人的には特に営業利益の低下がかなり気になります。
当期純利益は一時的・臨時的な要素も反映されますし、
税効果会計の適用状況、法人税等の納税増減にも左右される一方で、
営業利益は会社ビジネス自体の成績と言えますので。
利益率でみると。
上記のグラフの通り、売上高はほぼ一定で利益額が減少傾向なので当然利益率は低下しています。
2017年12月期や2018年12月期には営業利益率約16%でしたが、2021年12月期においては9.3%まで低下しています。
由々しき自体じゃな。
高配当株 オリジナル設計 利益低下の要因。
この会社はIRが充実しているとは言い難く、決算短信では特に記載無く、上のグラフを引用した株主通信にも特段の記載無く、決算レポートの類も会社のサイトを見る限りありません…。
セグメントも単一なので、
他の銘柄のように事業ごとの好調不調も認識できないしね。
ただ、有価証券報告書を確認すると少し記述があったので紹介します。
(出典:有価証券報告書 より)
受注している案件内容の構成が少し変化してきているようで、以前より利益率の低い案件が多くなってきたということのようです。
受注自体は好調というか減少しているわけではないですが、そもそも自治体等が発注する案件自体が変わってきているようなので暫く8~10%の営業利益率での推移となりそうです。
私が実践している高配当株投資では、原則として大きな前提事項が変わらなければ売却はせず保有していく方向ですが、やはり時々このようにちょっと心配になる銘柄が出てきます。
他にも例えばちょっと前のキヤノンさんとかね。
オリジナル設計に関しては、下がったとはいえまだまずまずの営業利益率をKEEPしていることや、現預金保有高や自己資本比率といった安全は高いことから、現時点では個人な考えとして大きな前提事項の変更とは認識していません。
時々利益率の状況は確認しろよ!
但し、高配当株ポートフォリオが現在30銘柄を超えていて、少々決算やらの確認に時間を要し過ぎな気もしています。
まだ悩んでいますが、どこかのタイミングで方針を替えて15~20くらいまでに銘柄を絞ることも少し考えています。
一般的に銘柄数は多ければ多いほどリスク低減は出来るのは
事実のようですが、15~20以上になるとその効果は
低減していくそうですし。
銘柄をもう少し絞る決断をしたら、優先して残す銘柄かと言われると…。
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