おはようございます☆
もりっこ。です。
おすすめ書籍の紹介です。
毎回私が実際に読んだ本からの紹介になりますが、今回は元々はⅩで教えて頂いた書籍になります。
”会社四季報 業界地図 ”
四季報と発行元は同じ。
”会社四季報 業界地図”について
著者等
著者: 東洋経済新報社(編者)
出版社:東洋経済新報社
初版発行:20023年9月5日(2024年度版)
毎年発行されているんやな。
最新は2024年度版。
各業界ごとに主要な会社やその資本関係等が見やすい図形式で記載されています。
売上や簡単な利益数値も公表されている会社は掲載されているので、
大まかな事業規模も分かります。
・自動車(世界)
・自動車(国内)
・自動車部品
・2輪車
・トラック
・タイヤ
・中古車
・地図・ナビ
・空飛ぶクルマ
・カー用品
・産業機械
・航空機
・造船
・重電
・自転車
・建設機械
・工作機械
・ロボット
また会社四季報の姉妹紙と思い上場企業だけ掲載されているのかと思いきや、こちらの書籍はあくまで業界という切り口なので、当該業界の主要プレイヤーに関しては非上場会社もしっかり掲載されています。
目線はあくまで各業界の紹介。
従って上場企業は関係ないような業界に関しても記載されています。
例えば「金融・法人サービス」業界内には、上場企業が出てくる
「メガバンク」や「地方銀行」だけでなく、
非上場企業が主体の「投資ファンド」「監査法人」「弁護士法人」
「公益法人・NPO」といった業界地図も載ってるで。
・国内の業界全体のことやそこで活躍する企業を広く知りたい!
・気になる上場銘柄の属する業界の状況やライバル会社、関係する会社を知りたい!
各紹介ページは各会社の関係図のみならず、四季報記者による業界状況や見通し、チェックポイント記事や業界の景気に関する予測(業界天気予報)も掲載されています。
結構見応え・読み応えありますよ。
ちょっとだけ内容紹介。
業界”地図”なので本当は一部ページを掲載できると良いのですが、
さすがに書籍そのまま掲載は不味いかなと思い辞めときます(笑)
ただこの業界地図にはデジタル版もあり、そちらはサンプルが公開されていたのでそれを紹介。
(出典:業界地図デジタル版HP)
上記サンプルは図表部分(書籍版の図表と同じイメージ)のみですが、書籍版ではその下部や横に業界に関する記事やチェックポイント、業界キーワード等の文章部分が掲載されています。
尚、章立て(業界大区分)を見てみると以下のようになっています。
②自動車・機械 (自動車(世界)等 18業界)
③エレクトロニクス機器 (半導体、電子部品等 13業界)
④情報通信・インターネット (eコマース、ソフトウェア等 7業界)
⑤資源素材・エネルギー (石油・資源、鉄鋼等 12業界)
⑥金融・法人サービス (メガバンク、生命保険、リース等 23業界)
⑦食品・農業 (加工食品、農業等 11業界)
⑧生活用品・嗜好品・薬 (化粧品、玩具、医薬品等 10業界)
⑨娯楽・エンタメ・メディア (旅行、ホテル、ゲーム、広告、新聞社等 17業界)
⑩建設・不動産 (建設、不動産、マンション等 12業界)
⑪運輸・通信 (鉄道(JR)、倉庫・物流施設、空運等 8業界)
⑫流通・外食 (スーパー、ホームセンター、総合商社等 20業界)
⑬生活・公共サービス (教育・学習塾、ペット、中央省庁等 16業界)
中央省庁や新聞社とか上場企業が出てこない業界も
しっかり紹介されてるんや。
上には記載し切れないですがプロスポーツ、大学や宗教団体なんかの業界も紹介されています。
本当に(主に)国内の産業に関する産業・業界全体を、
上場企業の有無に関わらず網羅している感じです。
高配当株(だけでなくても)投資をする上で、、、
この書籍は読み物として初めから終わりまで目を通してもよいし、気になる銘柄・業界が出てきた際に逆引きのようにその業界を俯瞰するのに使用してもよいと思います。
正直毎年買う必要があるかというと個人的にはそこまでは必要ないと思いますが、一度どこかで購入して業界全体のイメージ感を持っておくには特に良い書籍と思います。
俺はそもそもどんな産業があるんか知らんから、
一度パラッと頭から目を通してみるわ。
私は保有銘柄の属する業界の他のプレイヤー銘柄確認しようかな♪
現在では証券会社ページやいろんなサイトで気になる銘柄の競合銘柄を調べることが可能ですが、この業界地図でも競合や上流・下流銘柄確認するのに重宝するかもしれませんね。
読み物としても、辞書的にもどうぞ♪
私自身はこれら他の書籍は目を通していないのですが、
書店で見かけた際にめくってみてください。
自分が読みやすそうなものを選ぶのが良いかも!
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