高配当株セブン銀行。
最近業績下降気味です。
2023年3月期の第1四半期決算に関する決算説明資料から、現状を少し確認してみました。
第1四半期決算期のポイント
第1四半期決算期のポイント。
(出典:決算説明資料)
業績。
(出典:決算説明資料)
増収減益ですが、進捗率は順調な模様。
想定通りと言われても減益は嫌だねー。
そもそも最近業績は下降気味。
(出典:IRバンク)
2023年3月期通年業績予想も減益予想です。
元々減益予想なので、
計画通りと言われてもちょっと悲しい…。
経常利益率自体は20%をキープ。
そろそろ底打ちして
反転して欲しいのが正直なトコロ…。
国内事業 ATM。
ちょっと良かったところは国内ATM事業に
底打ちの兆しがありそうかもってところ。
(出典:決算説明資料)
・受入手数料総額も増加。
受入手数料単価は下がってるけど109円台というのは想定の範囲の模様。
会社もホッとしているらしい(「決算説明会の書き起こし
」より)。
国内預金事業と金融サービス事業。
国内預金事業
口座数・預金数とも増加中。
(出典:決算説明資料)
金融サービス
個人ローンサービスは堅調、海外送金サービスは海外送金の厳格化によって取引件数減少とのこと。
(出典:決算説明資料)
海外送金の厳格化の部分は致し方なし。
海外ATM。
(出典:決算説明資料)
ATM総数は増加。
・フィリピン、インドネシアは好調に増加で米国分の減少を補っている。
海外の業績
米国。
(出典:決算説明資料)
業績悪い。
前期は公金給付金引出特需があった模様。
会社側も「弱い」ことは認識しており、
金利上昇による調達コスト上昇も懸念材料。
資料を見る限り具体的な施策や改善案は
明確には無い感じですね。
インドネシア(ATMi)・フィリピン(PAPI)。
(出典:決算説明資料)
インドネシアは好調。
フィリピンも改善が見られます。
そういえばインドネシア、フィリピン、
米国以外でATMを設置するという話は
無いんか…?
セブン銀行 各事業状況
超ざっくりですが(笑)
・国内その他事業 △ (良い事業もあれば苦戦中の事業も)
・米国 × (厳しい)
・東南アジア 〇 (成長中)
いろんな事業や国外にも展開中とはいえ、国内ATM事業が今の所メイン事業です(売上の70%)。
国内ATM事業の底打ち・反転を
早いとこ見たいなぁ。
ATMもある意味インフラとは思うので上手くチャリンチャリンに
繋げてくれたらなぁとは思います。
セブン銀行でした。
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