高配当株 8410セブン銀行について思うこと。

個別銘柄

セブン銀行の配当利回りが上昇しています。2020年11月27日現在で約4.8%2019年くらいから配当利回りは3%を超えるようになってきました。

その要因は、業績の伸び悩みとそれに伴う株価低迷です。株価の推移についてはこちらを確認下さい(クリックすると、ヤフー・ファイナンスへ跳びます)。

私もセブン銀行は保有していますが、最近の高配当株投資の一環ではなく、割安株かつ安定的なビジネスモデルと思い数年前に投資しました。その後、株価が低迷しており、コロナショック後の戻り相場においても株価はジリ貧状態となっているため、セブン銀行についてちょっと考えてみました。

セブン銀行 業績の伸び悩みと株価低迷

ATM取扱手数料という安定的なビジネスモデルだが、、、

まずセブン銀行の最近の業績ですが下記のとおりです。安定的な収益・利益の計上といえますが、それでも直近数年で頭打ちの感が否めません。


(出典:バフェット・コード

なんといってもセブン銀行の主力ビジネスは、コンビニ等に設置したATMが利用されることによる提携金融機関からの手数料収入です。ATM置いておけば、我々がATMを利用するたびに、チャリンチャリンと収益が計上されるというとても安定的なビジネスモデルといえます。しかもセブンイレブンやイトーヨーカドーに置くだけでかなりの設置数となることは直感的にすぐわかると思います。

もりっこ。
もりっこ。

設置台数は25,000台超。

キャッスレスによる利用減少

ただし、ATMの利用頻度はやや減少傾向にあるといえます。


(出典:会社HP「財務・業績データ 主要データ」)

もちろん2020年はコロナによる外出自粛の影響というバイアスがあるものの、世の中のキャッスレスの流れが徐々に浸透していくことを前提とすると、通常の引き出し等でのATM利用は今後も漸減が続く可能性があります。恐らくこの大きな流れをみんな感じているので、株価も回復してこないのではないでしょうか。

かえでさん。
かえでさん。

お先真っ暗的なイメージがあるのかな

私は5年前まで東京に住んでいましたが、その際はスイカやパスモ、nanacoの利用者は多かったですが、それでもコンビニのATM利用者もまだ多かったと思います。本当にここ数年でキャッシュレスが拡大してきたということでしょうね。ただ、地方に住んでいる感覚だとまだ暫くはキャッシュが主流に感じます。月末の銀行やスーパーATMは結構列出来ていますね(笑)

尚、このページにATM設置台数の推移も掲載されていますが、見事に頭打ち感があります。

セブン銀行の今後の成長性のカギは?

ATMの設置増加

今までの流れでいくと、国内のセブンイレブンやイトーヨーカドーの新店は飽和しつつあるので、そんな大幅な設置数増加は見込めないと思います。

一方で、地銀やメガバンクは、ATMの維持にはコストがかかるので、支店廃止もそうですが、ATM自体を独自のものではなくセブン銀行のATMに変更していく可能性はあるのではないかと思います。現在でも、新生銀行や東京スター銀行、或は野村證券にも共同出張所という形でATMを設置しているようです。また、地下鉄や商業施設にも設置が増えてきているので、セブンイレブングループ外でのATM設置台数の伸びは期待できると思います。

また、国外(アメリカのセブンイレブン等)でも設置を進めているようです。

ATMの進化

今までの利用方法だけでなく、キャッシュレスのチャージや法人向けの入金サービス(一昔前の夜間金庫の進化版のイメージです)も行っており、これらの伸びや更なる ”ATMでできること”、言い換えれば利用価値の創出ができれば、収益は伸びていくと思います。

キャッシュ・キャッシュレス、銀行機能、その他もろもろができる、社会インフラとしてのネットワークを寡占する可能性はあるかもしれません。勿論、スマホでできることも多いだろうけど、コンビニに行く人が多く居る以上はそこに乗っかれるというのは大きいかと。

その他

あとは、所謂銀行業など、直接的なATM手数料以外の成長もほしいですね。
ちなみに、下記の表が会社HPにあります。


(出典:会社HP 「財務・業績データ 経営成績・業績予想」)

上記を見るとわかるように、まだまだATM受入手数料以外の収益は育っていませんので、今後の課題になりますね。

高配当株 8410セブン銀行について個人的に思うこと まとめ

・今のままではジリ貧模様。
・他の金融機関から、或はまだ進出していない場所への設置余地は有りうるし、ATMでできることを増やすトライをしている。
・ATMを社会インフラとして成長させ、寡占化することは可能な気がする。
もりっこ。
もりっこ。

とりあえず、ホールドしておきます。

 

それでは、よい1日を!

 

尚、当然ですが、この銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任で。また、記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。

 

 

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