全国保証の中間株主通信が届きました。
HPにも掲載されています。
そこに以前”自己資本比率(高配当株投資における着眼点)”についてupした時に記載した前受収益と長期前受収益について記載がありました。
前受収益、長期前受収益はやはり一括入金した保証料
株主通信の記載は以下の通り。
(出典:第41期中間株主通信より)
全国保証のビジネスモデルから予想した通り、負債の約8割を占める前受収益・長期前収益は、住宅ローン契約者(つまり住宅を購入する借入を行う人)が一括で支払った保証料で、保証期間中の期間帰属によって毎月の収益に振り替えられるものです。
もりっこ。
つまり、買掛金や未払金、借入金のようにいずれ支払・返済されるような
キャッシュ・アウトの生じない(ローン契約者が繰上返済しない場合に限る)
性質のもので、見た目の自己資本比率約39%という数値以上に安全性の
高い企業といえます。
通常、住宅ローンの保証料は、ローン契約時に一括で支払うことの方が多いと思われますので、先にキャッシュ・インされます。
資金繰り的にも優位性のあるビジネスといえますし、ローン契約者が延滞や返済不能にならない限りは、粛々と負債から収益に計上されることになります。
かえでさん。
コロナによる景気悪化で、ローン契約者の延滞や返済不能が
多くならないかは不安材料ですが、やはりビジネスモデル
としては優秀かと思います。
もりっこ。
2020年12月4日現在の配当利回りが2.3%なので、
高配当株投資として今から追加で購入するのは難しい…。
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