おはようございます☆
もりっこ。です。
自分が高配当株投資においてよく見ている、重要視している指標なんかについて改めて。
高配当株投資において重要視している指標
こんな感じ。
異論反論OKです。
あくまで自分の場合。
最後にも触れますが、
自分の場合は個別銘柄のファンダメンタルを確認したい
というのが前提です。
当然チャートのみで投資する方もいらっしゃいますし、
そこは人それぞれで。
①事業概況・状況。
B:業績推移
A:事業内容。
まず事業内容は気になります!!
できれば事業内容はある程度理解したい。
そして、よく”堀”とか”事業の優位性”とか言われる要素があるのかどうかは凄く気になる!
独占・寡占やシェア状況或は許認可や参入障壁の有無、
顧客の特性(上場企業が多いとか)、乗換コスト辺りね。
B:業績推移。
業績推移も事業内容の確認と一緒に見ることが多いです。
いうまでもなく、
右肩上がりであったり安定的であるのが理想やな。
尚次項にも関連しますが、自分の場合は売上と営業利益くらいまでが良い感じであれば最終利益増減はそこまで気にしていません。
減収減益は絶対NGでもないですが、あまりに不安定であったり業績下降が続いている銘柄は避けます。
この業績推移については明確な数値等の基準はないのですが、
「良さそうな推移」「悪くないね」位の感覚が持てれば。
②収益状況。
B:営業CF
A:営業利益(率)。
営業利益(率)はかなり気にしています。
特に率を。
大好物(笑)
だから業績良くても営業利益率低めの小売は
なかなか投資できない…。
営業利益がない銀行などやあまりに持分法投資損益が大きい会社は
経常利益(率)で。
これはその企業が営む事業自体の利益(率)だからです。
ここは違う意見の方も多いと思っていて、収益状況については最終利益(率)やEPSを最重要視する方も多いと思います。
当然最終利益やEPSは配当に直結するしな。
それぞれの見方・考え方の相違やなー。
敢えて書くと、最終利益になると減損損失や投資有価証券評価売却損等も反映された利益になります。
勿論これらの項目は無いに越したことないですし、
これらを反映たものが配当原資になります。
ただ個人的には事業本体が元気であることがより大事と見ています。
有価証券の保有もそうですが、事業を行う或はM&Aや事業投資をして全て上手くいくなんてことはあり得ないと思っていることが背景にあるかもしれません。
B:営業CF。
リース等の金融で、事業が好調であればあるほど営業CFが悪くなるというCF計算書の構造からしょうがない業種・銘柄は別として、キャッシュの裏付けとして営業CFの状況は重視しています。
基本△は嫌。
キャッシュの増えない営利事業って何よって感じ。
尚、何かの意図・政策があっての単発△や
業務特性上季節要因としての四半期△は許します(笑)
潤沢に、安定的に営業CFを創出していると
ビビっとくるぜ。
補足:EPSやROE(ROA)。
補足的にEPSやROE(ROA)も確認します。
EPSについては上で「より営業利益(率)を重視」と書きましたが、それでも伸びている方が良いに決まっています。
自己株式の取得に熱心だとEPSも上がる方向に作用するしね。
また、ROE・ROA(特にROE)は多くの投資家に重要視されている指標であり、東証や企業自体も重要視している指標です。
これ重要視している投資家さんは多いと思うぜ。
自分の場合はROEが大事でないと言うつもりではなく、どちらかというと次項の財務安全性のキャッシュ残高の方をより重要視しているというトコロ。
配当余力の為にある程度無駄にキャッシュ(或いは換金性の高い有価証券)は、
どんどん溜めてもらって構わないというスタンスになります。
世の中の資本効率経営とは逆だけど…汗
キャッシュ等を多めに溜め込んでおくと、ROAやROA算定上の分母が膨れるのでこれらの数値とはバーターに作用し、キャッシュ残とROEを両方同じように重要視というのは難しい…。
でもね。。。
銘柄によってはキャッシュを溜め込んでも
利益率が高くROEも高いという銘柄も有ったりします。
これは素直に嬉しい☆
ここは世の中の趨勢とちょっと逆なので、今後無駄に(?)キャッシュを溜め込む傾向のある銘柄は減っていくかもしれません。
TOBの対象にもなり易そうだわ。
③財務安全性。
B:現預金残
自己資本比率は高い方が良いし、前項で少し触れましたが現預金残(換金性の高い有価証券も)も多いに越したことはないというスタンスです。
ROEのトコロでも書いた通り、
現時点ではどちらかというと「資本効率<財務安全性」という考え方なので、
極力自己資本比率も現預金残高も高ければ高い程嬉しいです。
④配当状況。
〇配当利回り。
高配当株投資なんでここは見ないと始まりません(笑)
個別だと税前3.5%以上(できれば4%前後)を一応基準としていますが、ポートフォリオ全体で5%を目標としており、全体利回りが充分確保できていれば、配当利回り以外の魅力が高い3%前半の銘柄でも投資することもあります。
そりゃそうや。
ここ見ないと始まらん(笑)
補足:配当性向や増配状況等。
配当性向は、配当余力を鑑みると高すぎは不安です。
増配状況については、勿論「〇年連続増配」というのには魅かれますが、
一方で「無理に増配しなくても」「苦しい時は無理しないで」という
気持ちもあるので、連続増配そこまで重視はしていません。
⑤割安度。
A:PER
B:配当利回り
A:PER。
PERは結構気にしています。
元々割安株投資を行っていたというのも有るかもしれませんがPER低目が好みです。
本来銘柄ごとにPERの基準は考えるべきですが、自戒も込めて15倍以上は投資しないようにしています。
PBRは一応補足として見ますが、
まぁ見ますって程度。
最近PBRは盛り上がってるけどな…。
B:配当利回り。
本来割安度の指標ではありませんが、配当利回りもその銘柄の時系列で見た際の割安度の確認になるかなと最近考えるようになりました。
どうしても過去の配当利回りと比較しちゃうよね。
いろいろ前提
人それぞれ。
今回書いたのはあくまで自分の場合。
人それぞれ重要視する部分・優先度は
違っていて良いと思います。
そもそも銘柄のファンダを見ない投資方法もあり、それで結果を残している方も少なくないです。
自分に合うので良いかと。
とりあえず現時点。
今回書いたのはあくまで現時点の話。
今後変わる可能性も勿論あるぜー。
「重要」と「補足」の違いがちょっと曖昧というか迷う部分もあるので、
もう少し整理するかもしれません。
あと全ての銘柄でこれらの観点をぶつけるわけではないです。
メガバンクや総合商社になんかは
あまり指標を細かく確認しないかな。
総合商社で事業内容の大部分を確認するのは現実的に無理ですし、どちらかというともう少し事業がシンプルであったり規模が手頃な銘柄において良く確認している指標になりますね。
改めて高配当株投資で重要視している指標でした。
尚、こちらにも以前まとめています。
内容はほぼ同じかもしれませんが良ければ合わせてどうぞ。
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