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高配当株投資のデメリット

高配当株投資

私は高配当株投資を推奨し実践しています。
世の中には高配当株投資を推奨される方も多くいます。
有効な投資方法とは思いますが、忘れてはいけないデメリットも結構あります。

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高配当株のデメリット

高配当が続くとは限らないし、当たり前だけど元本割リスクもある。

高配当株投資を行うと当たり前ですが配当利回りを確認し、ある程度の利回りのある銘柄に投資することになります。

ところがその後の経営環境の変化により、減配や無配に陥る可能性があります。

かえでさん。
かえでさん。

先のことは誰にもわかりません。

従って、高配当株の銘柄選定時に単純に配当利回りだけで検討するのではなく、以下のようなことも検討してでできるだけ安定的な配当を受け取れるよう手を尽くすべきです。

利益状況、財務状況等の投資対象銘柄の確認。

現預金残高、有利子負債の多寡、営業利益率、営業CFの動向その他、高配当が継続可能な銘柄かどうかの確認はまず必須です。
誰かが勧めているからといった理由でその銘柄に投資するはNGです。

もりっこ。
もりっこ。

自分で決算内容や経営指標等を

確認することが必要です。

そもそも景気敏感株かディフェンシブ株かの確認。

景気敏感株への投資を否定しているわけではなく、景気敏感株のみに偏るとポートフォリオ自体の減配可能性が高くなりますので留意しましょう。

業種・銘柄分散。

景気敏感株の観点からもそうですが、ある業種の経営環境が悪くなっても他の業種の高配当株が利回り低下を低減してくれるように、業種、そして銘柄も分散を心掛けることが大事です。

投資後の状況をウォッチしておく。

四半期ごとに決算が開示されます。
投資銘柄については四半期ごとの決算内容は確認しましょう。

かえでさん。
かえでさん。

そして、大幅な環境悪化等がみられる場合

今後の投資動向を検討しましょう。

資金増加が最速な投資手法ではない。

高配当株投資では、配当利回り4~5%程度を目指しています。

決して低くない利回りとは思いますが、世の中にはもっと早く資金を増やす可能性のある方法はいくらでもあります。
株式投資だけ見てもここ数年はグロース株投資はかなりの投資利回りですし、これらを組み込んだ株式投信も同様です。

もりっこ。
もりっこ。

高配当株投資はコツコツ投資であることを

心理的にも納得して、目移りせず(笑)、

高配当株投資を行う必要があると思います。

人によってはFX等でドカーンを目指す、或は単一銘柄に資金集中してドカーンを目指すという人もいますし、実際にそれで大きな資金を創っているいる人もいるでしょう。
でも、投資リスクも青天井になりますので、個人的にはお勧めしませんし、私は怖くてできません(笑)

荒波さん
荒波さん

ドカーン

高配当株投資はアクティブ運用であることを理解する。

運用面。

高配当株投資よりも、リスク、運用成績のみ考えると、個人的にお勧めなのはインデックス型の株式投資信託をコツコツ買い入れていくことと思います。

運用成績において、”インデックス>アクティブ”は答えの出ている話ですし、投資信託であれば必然的に業種・銘柄の分散が図ることが容易です。

かえでさん。
かえでさん。

世の中には、

我々一般人がコツコツ資金を増やすことを目的とし、

できるだけ手数料を抑えた良質な株式投資信託も

20年前に比べると結構選択肢が増えてきました。

高配当株投資はなんとなく安定的なイメージがあるかもしれませんが、TOPIX等の指標に連動するものではなく、個別銘柄投資になりますので(高配当株に投資する株式投資信託もありますが、ここでは除きます)、アクティブ運用であることは忘れないようにしましょう。

もりっこ。
もりっこ。

そしてくどいですが、投資の常識として、

インデックス>アクティブ”です。

税金面。

これら良質な株式投資信託は、投資の最大のコスト要因である税金にも配慮して極力分配金を出しません。

かえでさん。
かえでさん。

分配金を出すと

その分約20%税金が控除され再投資額が減ります。

長期の資産形成にはこれらコスト、税金の低減が重要なことになります。

この点、高配当株投資では、NISA使用分を除き毎年の配当金から税金が引かれているので、再投資面でも不利といえます。

最もお勧めはインデックス投資

以上のことからも、実はより安定的に資金をコツコツ増やすことを考えると、良質な株式投資信託を機械的に購入しいくことが一番と考えています。

もりっこ。
もりっこ。

しかも、銘柄選定やその後の銘柄ウォッチ作業も

ほぼ不要なので手間もなし!

ここまで書くとなぜ故高配当株投資?となりますが、それでも私は高配当株投資をお勧めしますし、実践していきたいと考えています。

その理由は回を跨ぎます。

 

 

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