おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株 東京海上ホールディングス。
元々見にくい保険業の決算書。
更に決算概要資料もなんだか見にくい、、、だからという話。
2023年2月17日時点の株価2,827.5円。
配当利回り3.54%。
高配当株 東京海上HD 決算概要資料
決算短信と決算概要資料。
3Q決算短信での損益概要
(出典:2023年3月期 第3四半期決算短信)
・親会社帰属四半期純利益:2,714億円。
一方決算概要資料では、、、
(出典:決算概要資料)
ありゃ?
修正純利益3,278億円って短信数値と違うぞ~。
通期予想も修正純利益は4,000億円(見直しせず、射程内)と、決算短信上の最終利益予想3,700億円と数値が異なります。
そして、東京海上HDの決算概要資料では、
しばらくこの「修正純利益」を基準として
説明が続いていきます。
例えば、修正純利益実績。
(出典:決算概要資料)
着地最終利益予想。
(出典:決算概要資料)
この修正純利益というのは、決算短信等の財務開示ベースの数値ではなく、
東京海上HDで重要視しているある種管理上の概念になりますが、
決算概要資料でいきなりこの数値から説明されると結構面喰います。
せめて財務数値ベースから先に
説明してくれたらいいのにね。
修正純利益とは。
(出典:決算概要資料)
こちらを使用している理由は下記の模様。
①市場から⾒た透明性や⽐較可能性の向上。
②株主還元との連鎖の確保を目的。
①は却って比較しづらい面もありそうな気もしつつ、
それでも②を挙げられると
まぁしょうがないかって感じもしなくもないな…。
他にも財務数値以外の指標を重要視して決算説明資料や短信なんかでも記載している企業はあります。
「core〇〇利益」とか
「為替一定〇〇利益」とか
聞いたことある。
それでも他社では財務数値と併記だったり、
或は先にまず財務数値ベースで説明してくれる
ケースが多いような気がしてます。
東京海上にもそうして欲しい感は拭えませんねー。
個人的には。
申し訳ありませんが、後ろから失礼します(笑)
決算短信ベースでの説明。
最近、ざっとこの決算概要資料に目を通す際、後ろから見るようになりました(笑)。
決算概要資料は全部で30ページあるのですが、
ようやく24ページ目から「参考資料」という
オマケ的な雰囲気を醸し出す章が始まります。
そしてようやく25ページ目!
(出典:決算概要資料)
決算短信と数値が合ってる説明だ~!
台湾とか。
後ろで大枠掴んで前に戻る(笑)
今回気になったのは、、、
(出典:決算概要資料)
保険料収入自体は順調ということや、
(出典:決算概要資料)
台湾のコロナ関係の損失。
新安株式の減損もあるしな。
まぁそんな読み方もアリかなぁと。
まとめ
決算短信見てから概要資料に進むので、まずは数字的につながってくれたほうが見やすいです。
まぁ、そんな読み方もアリかなぁと。
(しつこい(笑))
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