おはようございます☆
もりっこ。(@moricco_net)です。
高配当株 TAKARA&COMPANY。
2023年5月期第1四半期決算の確認です。
2022年10月3日時点の株価1,981円、
配当利回り3.53%。5月決算。
個人的には事業内容もよく理解できるし
好きな部類の銘柄です。
高配当株 TAKARA&COMPANY 2023年5月期第1四半期決算
損益状況。
(出典:決算短信補足資料)
・営業利益:18.0億円 (同 ▲0%)
・経常利益:18.6億円 (同 +1.4%)
・親会社株主に属する四半期純利益:12.6億円 (同 +11.4%)
営業利益率:21.6%
インパクトなし。
若干粗利率(売上総利益率)が低下しているので、
増収ですが営業利益は前年並み。
経常利益が増加しているのは前期は損失だった為替が
当期は為替差益だった為。
売上原価が増加している理由は明記されていなかったように見受けられますが、恐らく設備投資の増加による減価償却費の増加かなぁと勝手に想像してます。
決算短信にはCF計算書なかったので
四半期報告書が出れば確認してみます。
セグメント。
(出典:決算短信補足資料)
・ディスクロージャー関連事業は利益率低下。
・通訳・翻訳事業は黒字化。
通訳・翻訳事業は利益率がまだまだ低いので、
もう少し上げて欲しいね。
通期業績予想
業績予想。
(出典:決算短信補足資料)
・営業利益:36.0億円 (同 +1.1%)
・親会社株主に属する当期純利益:23.0億円 (同 +2.2%)
あまり大きな成長はなく安定的と言えば安定的。
営業利益率は13.3%予想(前期は14.1%なので悪化)。
営業利益率低下は嬉しくないなー。
ちなみに、1Qの進捗率は売上高が約30.8%、営業利益は約50%(この辺りは後ほど)。
配当予想。
年間1株70円(前年より12円増配)。
(2022年5月期決算発表時から変更なし)
高配当株 TAKARA&COMPANY 気になるトコロ。
季節変動。
(出典:決算短信補足資料)
日本の上場企業に3月決算が圧倒的に多い為、どうしても決算発表から株主総会が開催される第1四半期及び第4四半期の業績の占める割合が高くなります。
当1Qの売上高も通期予想の30.8%を計上済。
逆に2Q、3Qは業績悪いというか悪く見えるので、
慌てないように…。
私自身携わっていた事業領域なんで今まであまりビジネスモデルについて記載してなかったかもしれませんが、おさらいしておくとこんな感じ。
(出典:決算短信補足資料)
この辺りもおさらいしておくと、
1Q、4Qの売上が多い理由もより理解しやすいと思います。
上場企業はもっと決算期分散してや~
事業細目別の概況(補足)。
②会社法(同上):売上前期比193百万円(11.4%)増
③IR(同上):売上前期比37百万円(2.2%)増
④その他(同上):売上前期比25百万円(6.4%)減
⑤通訳・翻訳事業:売上前期比393百万円(26.2%)増
そういえば四半期報告書が廃止されたら
収益は減少するかもしれません。
会社としては数字以外の開示内容の充実や
有価証券報告書の翻訳需要でカバーする方向のようです。
統合報告書の作成増加。
この辺りは以前記載しましたが
「コーポレートガバナンスコード」の影響が大きいですね。
一方で、情報や位置づけが重複しがちな株主通信や事業報告書の作成は減少。
株主優待関連の売上減少。
今後も株主優待は全体としては減る方向かなー。
売上は増加。
ここは利益率何とかせい!
まとめ
・若干の営業利益率低下は気になる。
・2Q3Qは業績凹むので留意(季節変動で毎年のコトなので慌てない)
高配当株といっても配当利回りが4%以上になることはありません。
投資する場合は上手く3%台中盤あたりで拾いたい銘柄ですね。
TAKARA&COMPANYでした。
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