自己株式買取も結構あった!【高配当株投資にも嬉しい】

自己株式買取 増配効果 高配当株投資
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2022年3月の決算発表では結構増配発表がありました。
先日も、”高配当株投資をやってる上では至福の時間をすごしましたとさっ” っていうブログをupしたところです。

さらに加えて自己株式買取の発表も結構ありました。
今回は自己株式買取についてちょっとわかりにくく感じている方もいらっしゃるかもしれないのでその辺りを。

自己株式買取発表。

結構多くの会社から発表があったかと思います。
全部は挙げれないので一部ですが例えば下記。

NTT

(出典:自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせより)

・取得総額上限:4,000億円
・取得株数上限:1憶1,000万株
・発行済株式総数の3.11%

三井物産

(出典:決算短信 より)

・取得総額上限:1,000億円
・取得株数上限:5,000万株
・発行済株式総数の3.1%

三菱UFJフィナンシャルグループ

(出典:自己株式取得に係る事項の決定および自己株式の消却に関するお知らせ より)

・取得総額上限:3,000億円
・取得株数上限:6億株
・発行済株式総数の4.7%

個人的には着目しているのは株数の%。

取得総額〇〇億円と聞いてもあまりピンとこないのが正直なトコロ。
取得株数〇〇万株と聞いてもあまりピンとこないのが正直なトコロ。

もりっこ。
もりっこ。

何故なら会社によって発行済株式数も株価も異なるので、
勿論規模感としては比較できなくなはいですが、
イマイチ理解しづらい点があると思います。

そんなこんなで個人的には「発行済株式総数の〇%」という部分に一番着目しています。

自己株式取得株数の%を確認することで、異なる株数・異なる取得金額・異なる銘柄であっても、自己株式取得の株主にとってのメリットの比較がしやすいと考えています。

尚、上記で決算説明会資料ではなく短信や自己株式取得のリリースを掲載しています。
意外に決算説明会資料では「発行済株式総数の〇%」まで記載されていなケースも多く、場合によっては上限金額だけの場合もあります。
上限株数の記載があれば、短信や情報サイトなどで発行済株式総数調べて自己株式取得分の割合計算できなくはないですが、初めから掲載されている資料を見た方が早いです。

自己株取得の株主メリット。

自己株式取得は配当と並んで株主還元の大きな柱と言われます。

配当は実際に株主の懐にチャリンとするので分かりやすい。
一方で自己株式取得が何故株主還元かというと主に以下の理由によります。

分け前が増える。

上で例に挙げた三菱UFJFGの自己株買取株数は発行済株式総数の4.7%でしたので、ここでは簡単に5%の例で考えてみます。


・当期純利益:100万円、発行済株式総数:100株
・EPS(1株当たり利益):1万円
・自己株買取株数上限割合:5%

①株価の上昇期待。

上限まで自己株買取すると自己株数控除後の株数は従前の95%(95株)になります。
EPSは1.0526万円と増加します(100万円÷95株)。

従って理論的には同程度株価も上昇するのではないかと期待できます。

かえでさん。
かえでさん。

ただその時期の需給関係や相場環境、金融政策などで
必ずしも実際にその分株価が上昇するとは限らないのが現実ですが。

もりっこ。
もりっこ。

あくまで理論的には。

②配当も増額の方向へ。

この会社が配当性向40%の方針だとします。
・当初は100万円×40%で40万円の配当総額。
・1株当たりだと4,000円の配当(40万円÷100株)。

自己株取得後、株数が95株になると、
1株当たりの配当は4,210円(40万円÷95株)と増加するかもしれません。

高配当株投資には嬉しい増配が期待できそうです。

もりっこ。
もりっこ。

積極的な会社は毎期自己株式の買取を行ってくれます。
時々しか実施しない会社もあります。
いずれにしろ自己株式買取が積み重なることで
どんどん既存株主の取り分が増えていくことが
わかると思います。

従って、どのくらい取り分が増える可能性があるかを理解するには、やはり自己株式買取数の発行済株式総数に占める割合を特に気にしておくと良いのかなと思います。

この他にも自己株式買取の効果として議決権比率の上昇もありますが一般投資家には関係ないと思うのでpassしています。
実際には自己株式買取後も自己株式の消却をしない限り発行済株式総数という概念の株数は減りません。但し、EPSの算出は「発行済株式総数から自己株式控除した株数」を使用しますし、自己株式には配当金出せないので上記のような説明の仕方としています。

それでは、よい1日を!
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