これを書いているのが、本日2022年1月21日のAM9時半現在ですが引き続き株価が軟調のようです。
日経平均が500円超安。
TOPIXは、30ポイント超安で1,900近くまで下がっていますね。
昨年までの好調市況や最近のバリュー株見直し機運を受けて、高配当銘柄も株価が比較的高くなってなかなか手を出しづらい状況でしたが、そろそろチャンスが来るかもしれません。
相場下落時はチャンスです。
相場が下がることは本来いろんな意味で良くないことですが、高配当株投資(でなくても)において資金効率良く高配当株に投資する(配当元本増やす)にはチャンスと言えます。
株価上昇がずっと続いていると、「いつになったら配当元本増えるんだ~」
「ちょっと買うか高いけど買う~」ってことになりがちですが、
株価が軟調なタイミングが来ると良い仕込みができると思います。
ま、すぐ回復するかしれんけど。
どこまで下がるかもわからんけど。
先は知らん!
そんな高配当株を増やすチャンスが来るかもしれませんが、留意しておきたいこともあります。
留意しておきたいこと。
普段投資できない銘柄を忘れない。
高配当株投資においては、良い銘柄であっても普段なかなか配当利回りが高くならない銘柄は相場下落時にしかなかなか購入できません。
普段配当利回りがあまり高くなくても他の要素が良いなと思える銘柄が、相場下落時に思いのほか売られていないか確認できると良いですね。
銘柄研究や銘柄探しはその時点で配当利回りが高い銘柄のみでなく、
ちょっと手広く探しておくと良いかと思います。
私自身は普段配当利回り2.5%くらいの銘柄は、
「相場下落時には買えるかも」目線で見ています。
相場が下落する意味を忘れない。
この点は結構重要かもしれません。
相場は先行指標と言われます。
相場が下がるということは勿論一過性の理由の場合もありますが、今後の経済環境更にはその変化に伴い個々の銘柄でいうと業績悪化へと続く可能性も考えておく必要があると思います。
そしてその先に恐怖の減配があるかもね。
その場合は期待していた配当利回りは絵にかいた餅となります。
できるだけそうならないように或はそうなっても被害が少なくて済むように、銘柄選定やポートフォリオ全体での業種や銘柄分散が大切ですが、全てをリスクヘッジできるわけではありません。
ちょっと感覚的な話でここから先は無視してもらって良いですが、充分に信頼できる銘柄かどうかは大切です。
信頼というのは個人的には「決して業績悪化や減配しない」ではなく、
「そうなったとしても大丈夫」と思えるかどうかでしょうか。
これにはその銘柄ビジネスへのある程度の理解、株主還元姿勢、
ある程度の期間の観察による醸成が必要かと。
人から聞いてあまり調べもせず安直に投資するのだと難しいですし、自分が投資した銘柄だけが周りの経済環境に左右されず一切業績低迷しないなんて思わないこと。
銘柄の観察。
これは相場下落時だけでなく上昇時にも言えることですし、銘柄の決算発表や権利落ち際も同様ですが、値動きを見ておきましょう。
気に入った或は知っている銘柄でも、
保有していない場合と実際に保有している場合では、
感じ方が異なると思います。
相場下落時の値動きの仕方なんかも確認しておくと、思った以上に安心できる銘柄と気づけるかもしれませんし、「あれっ、意外に〇〇の値動き連られるなぁ」なんて思うこともあるかもしれません。
ある程度ボラティリティが高い前提で保有する高配当株もあります(商社株とか)が、実際の値動きを体感することで、今後の相場下落時等でも良い意味で株価動向が気にならないための経験となると思います。
そんなこんなでそろそろ出動準備しとこっと。
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