昨日今日と日本銀行の金融政策決定会合が行われています。
日本経済新聞のサイトだとこんな取り上げ方をされています。
金融政策決定会合とは
そのままの答えが日銀のHPに掲載されています。
(出典:日本銀行HPより)
上記のサイトをそのまま下にスクロールするともう少し詳しく書かれていますが、
- 年8回開催されて、毎回2日の日程
- 話し合われる内容は、
(1)金融市場調節方針
(2)基準割引率、基準貸付利率および預金準備率
(3)金融政策手段(オペレーションにかかる手形や債券の種類や条件、担保の種類等)
(4)経済・金融情勢に関する基本的見解等。 - 会合終了後、決定内容が公表されます。
”利下げや利上げ”といった金利政策の決定がなされる会合になります。

もりっこ。
従って、注目度が高いです。
また、その決定内容が金融政策決定会合の終了後すぐ公表されるため、株式市場や為替市場等のマーケットもその内容によって反応することが多いです。
尚、日本銀行のサイトの”金融政策 金融政策決定会合の運営”というページで毎回の会合内容が閲覧できます。
2021年3月18日19日の会合での注目点
今回の結果で、個人的に着目しているのは以下2点です。
長期金利の変動幅。
長期金利(10 年物国債金利)の変動幅を上下に±0.25%と従来の0.2%より少し拡大しました。
短期金利との利ザヤが開くので金融機関の収益性は向上するかもしれません。
ETFの購入。
日経平均株価連動ETFの購入は行わず、TOPIX連動ETFに限定するようです。
TOPIXの方が日経平均よりもより下支えされるということでしょうか。
結果的に、TOPIXの寄与度が高い時価総額の大きい銘柄(トヨタ、NTT、KDDI等)がより下支えされやすいのかなと感じますね。

もりっこ。
尚資料中”2%の「物価安定の目標」”という文言が出てきますが、
ホントになんで消費税上げたんですかねと思わずにはいられない…。
それでは、おやすみなさい!
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