おはようございます☆
もりっこ。です。
9101 日本郵船。
人気の高配当株です。
昨日中期経営計画は発表されていました。ざっくり数字で目を引く部分を確認してみます。
2023年3月10日現在の株価は3,395円、
配当利回りは15.02%。
意味不明(笑)
これまた怖くて保有してないけどね…(苦笑)
日本郵船 中期経営計画
中期経営計画。
中期計画ですが、2023年度からの4年間が対象のようです。
中期経営計画 “Sail Green, Drive Transformations 2026”
なんかカッコよさげやね。
このブログでは以下のように数字的な部分だけざっと紹介しますので、
その他事業の方向性とか興味のある方はじっくり目を通してみて下さいね。
利益目標。
やっぱここからでしょうか。
(出典:中期経営計画 “Sail Green, Drive Transformations 2026” )
・2022年度予想:1兆800億円 ⇒ 2026年度:2,700億円 ⇒ 2030年度:3,400億円
かなりの減益予想ですね。
海運市況には翳りが見てきているのは周知の事実で、例えば四季報予測では2024年3月期の経常利益は約6,000億円とかなりの落込みが予想されています。
とはいえ、
2,700億円という数字が会社から出るとかなりのインパクト。
足元2023年3月期予想経常利益の約1/4の水準やな。
ROEもかなり低下。
尚、経常利益2,700億円というのは、2020年度の水準よりは結構高目です。
(出典:HP)
また、自己資本比率は60%程度をKEEPしそうな予想・目標です。
業績が下がるとはいえ赤字になるわけではないので、
利益剰余金は着々と積み上がっていくのかな。
大きな借入とかしない限り自己資本比率の大幅な悪化は
想定しなくて良い気がしますね。
日本郵船に限らず、ここ数年の特需でだいぶ財務状況は
改善されています。
ちょっと前の記事ですが、よろしければ。
株主還元。
・配当性向は、25%→30%へ引き上げ。
・配当下限100円に引き上げ。
株主還元は考えてくれてる模様。
ちなみに1株配当年額は2023年3月が510円なので
100円下限額だと1/5の水準。
ちなみに過去の配当推移、、、
(出典:HPより)
配当下限100円というのは、こちらも2020年度の
水準よりはかなり高めです。
ちょいまとめ
・自己株取得や配当性向の引き上げ、配当下限も100円へと、株主還元も考えてはくれている。
・ここ数年の特需以前にまで業績が落ち込むことは想定していない。
・ここ数年の特需により財務内容もかなり改善されている。
ここ数年前の会社とはかなり違う会社になった
という理解で良いかと。
今は怖くて手を出せませんが、
利益も配当も今の1/4程度の水準になったしても
過去より多少でも安定的な業績になると、
少しは手を出しやすいですかね~。
それはそれで楽しみかも。
日本郵船の中期経営計画でした。
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