おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株(候補)の学情。
2022年6月13日に2022年10月期第2四半期の決算が発表されていました。
学情は主に若者向けの就職情報サービスや説明会などを主催している会社です。
そして、珍しい10月決算銘柄です。
高配当株(候補) 学情 2022年10月期第2四半期決算
概況。
(出典:2022年10⽉期第2四半期 決算短信より)
・営業利益:△1.2億円 (同-)
・経常利益:0.6億円 (同-)
・四半期純利益:0.1億円 (同-)
前期比「-」は注書きの通り、当期首より
「収益認識に関する会計基準」を適用している為、
単純に前期と比較できないとのことからです。
一見、良くない決算ないように見えます。
2020年10月期第2四半期の業績予想は未達になっており、同時に発表された「第2四半期累計期間業績予想値と実績値の差異に関するお知らせ」によると、以下の通り。
(出典:第2四半期累計期間業績予想値と実績値の差異に関するお知らせ より)
減収幅はそれほどでもありませんが、減益幅が大きいですね。
またその理由は、
(出典:第2四半期累計期間業績予想値と実績値の差異に関するお知らせ より)
企業の採用が景気動向を見極めてからになっている、或は「通年採用」の増加による採用活動時期の分散によるもののようです。
一方で、受注状況は前年と比較して順調な為
年間業績予想は据置とのこと。
通期予測。
その通期予想です。
(出典:2022年10⽉期第2四半期 決算短信より)
変更なし。
営業利益:15.9億円
達成できれば素敵な数字。
配当予想。
配当は37円。
前年と同額。
高配当株(候補) 学情 留意点。
会計基準の影響
「収益認識に関する会計基準」適用の影響。
(出典:決算説明資料より)
実は従来基準で言えば増収増益。
営業利益に至っては1.5倍に拡大しています。
良かった!
ちなみに、会計基準適用の具体的な内容も説明してくれています。
(出典:決算説明資料より)
簡単に言うと、以下の2つ。
②収益一括計上を期間按分計上へ(減収・減益要因、ただし期間が全て経過後は影響なし)
受注状況。
(出典:決算説明資料より)
受注累計は前期比1.1倍程度。
この受注状況の好調さが年間予想据置の理由です。
一応こんな図もありましたので掲載します。
(出典:決算説明資料より)
売上としてはコロナ前に戻りそうな見込みです。
決算発表で情報サイトの記載や決算短信だけ
ぱっと見ると一見悪い決算に見えますが、
実はそうでもないと考えています。
とはいえ、「収益認識に関する会計基準」適用前提の第2四半期業績予想を下回ったのは事実。
今後数か月の受注次第だね。
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