高配当株投資を行っていますが、iDeCoも利用しています。
そのiDeCoですが、少し前から運用商品の除外に関する話があってようやく先日除外運用商品決定の案内が届きました。
iDeCoについては利用した方が良いと思ってます。
【iDeCo】除外運用商品決定のご案内。
まず前提として、私が加入しているのは個人型確定拠出年金です。
なので名称はiDeCo。
念のため、厚生労働省のHPだとこういう説明。
(出典:厚生労働省HPより)
ご存じの通り、自助努力・運用成績自己責任で老後退職金を用意する仕組みで、各種税制優遇措置があります。
・掛金支払は所得控除の対象。
・受給時は基本退職所得扱い。
私は、2009年3月から始めているのでもう13年になりますね。
口座はSBIベネフット・システムズを利用しています。
そして運用除外商品ですが、
(出典:「除外が決定した運用商品」より)
個々の商品についてどうこう私からはありませんが、除外理由を読むと以下のような文言が並んでいます。
- 同インデックスを対象とするファンドで、本ファンドより低コストのものが存在するため。
- 除外ファンド選定時のパフォーマンスが基準を下回ったため。
- 同カテゴリで、コストとパフォーマンス・拠出金額および受益者数が弊社基準を下回ったため。など
以上を読む限り、加入者にとって良い理由というか、加入者の立場に立った除外理由だということが読み取れます。
こう言われた商品の運用会社は嫌だろうね…。
徐々に投資が根付く方向。
私は行っていませんが、他にも積立NISAはそもそも金融庁が「良質」と認めたファンドしか商品になっておらず、いわゆる”ぼったくりファンド”にはそもそも投資できないようになっています。
上記のSBIでの除外理由もそうですが、
こちら(我々)側に立った商品選定をしてくれているといえそうです。
SBI以外の会社の状況はちょっと知りません。
多少は大人の事情での運用商品なんてのもありのかな?
数年前に法律改正があって、該当商品保有者の2/3以上の同意(というか積極的な1/3以上の積極的な反対がなければよい)で除外が可能になったようです。
また、ラインナップを35銘柄以下にしないといけないようで、
なのでSBIの場合はかなり商品数が多かった為除外商品が出るようです。
勿論今回は国の関与のある制度上でのことではありますが、そうでなくても私が投資を始めたころと違って手数料の少ない良質なファンドが増えてきたと思います。
まだまだ投資の根付いていないといわれる日本です。
NISA制度も本家のイギリスの制度に比べると劣化版と揶揄されたりもします。
それでも、徐々に、我々にとって良い投資環境になりつつあるのではないかと感じています。
ホント徐々にではありますが。
良質なSNSで勉強や啓発も可能ですし。
その恩恵を我々もしっかり享受しましょう。
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