高配当株 プロシップの2022年3月期第3四半期決算が発表されています。
個人的に好きな銘柄ですが、高配当株といっても通常の配当利回りは2%台。
うまく相場暴落時等一時的に配当利回りが上昇した際に投資するか、増配を見込んで投資するかという感じの銘柄です。
高配当株 プロシップ 2022年3月期第3四半期決算
概況
(出典:2022月3期第3四半期決算短信より)
- 売上高:4,714百万円(前年同期比+46.0%)
- 営業利益:1,540百万円(同+65.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,110百万円(同+69.1%)
良い決算です。
営業利益率:32.6%!
2022年3月期 通年予想
業績予想
修正はありません。
決算時には上振れするかもしれませんね。
期待しています。
配当予想
年間40円。前年の35円からは5円増配のままで、こちらも今の所修正なし。
相も変わらずキャッシュリッチ。
さぁ、何に使いましょうか(笑)
このキャッシュの厚み意味不明や!
以前も書きましたが、事業の特性からも良い会社と思います。
特に高配当株投資という面からは、上記のキャッシュの厚さも中長期の安全性という意味では高評価です。
(逆に高配当株投資でない場合は、もっと有効活用しろや!って言いたくなるトコロ…。)
更に投資有価証券も多額に保有しており、
全てが換金できる投資かどうかはわかりませんが、
安全性という意味では全く心配ない会社ですね。
退職給付債務はありますが、借入金や社債はなさそうで、
自己資本比率も約82%!
受託開発は辞めたのかな?
第2四半期の決算短信から、「主力であるパッケージソリューション事業へ注力するため、その他事業の一部を譲渡しました」と記載があります。
下記は今回の短信のものですが、受託開発の受注残はありません。
また、受託開発の受注高は△となっています。
推測ですが、事業売却したのはこの受託開発かなと
想像しています(一度受注していたものを事業譲渡
したので受注が減少したのかな、と)。
販売実績を見ても受託開発は大きく減少。
一方、主力のパッケージは受注も販売実績も順調に増加しています。
このパッケージは一度販売すると顧客には乗換コストが生じますし、恐らくほぼ自動的に保守売上が付いてくると思います。
しかも固定資産管理って、
いろんな国でいろんな制度があって、
そこそこ会計や税務の改正もあって…。
まぁもう少し配当利回り欲しいところではあります。
年度決算にも期待しましょう!
それでは、よい1日を!
尚、当然ですが、これら銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。また、記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。
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