おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株 日特建設。
ちょっと地味な高配当株です(笑)
結構前になるのですが2023年3月期決算発表と同じタイミングで新しい中期経営計画(2023~2025年度)が出ていました。
だいぶ遅れましたが確認してみました。
高配当株 日特建設
あまり有名でない銘柄かもしれないのでざっと事業内容に触れておきます。
特殊土木(基礎工事、地盤改良工事、法面工事など)の大手で、環境、防災工事に強みがある会社です。
(出典:HP)
イメージしやすいのは法面工事でしょうか。
道路脇の山の斜面にがけ崩れ防止のコンクリート等がありますよね。
日特建設 新中期経営計画
新中期経営計画。
こちらです。
前中期経営計画の振り返り。
一応前3年間の中期経営計画の振り返り。
(出典:中期経営計画 2023(2023 年度~2025 年度)
営業面の目標、業績の目標、財務面の指標、株主還元の目標と大きな柱が4本ありましたが、全て達成できたようです。
そりゃよかった~。
数値面で少し細かく見ると、、、
(出典:中期経営計画 2023(2023 年度~2025 年度)
過去5回分の中経結果が掲載されていますが、基本的に毎中期計画ごとに業績を上昇させてきたことがわかります。
スゴイやん!
かなり順調だった3年間だったと思います。
(出典:中期経営計画 2023(2023 年度~2025 年度)
・1株配当も36円⇒45円まで増加(一部特別配当あり)。
2020年には中間配当制度も始まりました!
新中期計画について。
好調だった前中期経営計画に続き、新しい3年はどうでしょうか。
(出典:中期経営計画 2023(2023 年度~2025 年度)
営業面、業績面、財務面、株主還元と4本柱があります。
まず、業績面見てみると以下のとおり。
(出典:中期経営計画 2023(2023 年度~2025 年度)
前中期経営計画との比較でいうと、地味な(笑)上昇率になっています。
ホントにちょびっと成長やな。
保守的な計画とも言えますし、
以下のような背景もあるようです。
(出典:中期経営計画 2023(2023 年度~2025 年度)
・その後は弱含みの予測。
災害対応やメンテ・更新需要もあると思うんですけどね…。
将来的な弱含み傾向はちょっと気になるね。
最後の「目指す」という文言はなんや!!
「保証はできないけどできるだけ下回らないようにします」
ということかな~。
まぁ、よほどのことがない限り維持してくれるのでは
ないでしょうか。
更に利益配分方針によれば、M&Aの模索もするのかな。
2024年3月期の状況
2024年3月期通期予想。
2024年3月期の状況もざっと。
(出典:2023年3月期決算短信)
減収減益やん…。
2024年3月期期首の繰越受注残高ですが、短期間の工事が主体で年間売上高の約半分程度。
上期の受注状況によって通年業績が左右されるようです。
また、2023年3月期は海外を含めた数件の大型工事が順調に進捗したようで、2024年3月期は前期を下回る予想としているようです。
上期の受注状況によっては修正あるかもしれませんね。
期待しておきましょう。
また、中期経営計画での業績目標の営業利益や
営業利益率は3か年平均での目標値ですので、
3年間で見て欲しいということかもしれないですね。
日特建設の新中期経営計画でした。
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