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増配増配☆【高配当株】三菱HCキャピタル(8593)2023年3月期決算。

高配当株 三菱HCキャピタル2023034Q 8593 三菱HCキャピタル

 

もりっこ。
もりっこ。

おはようございます☆
もりっこ。です。

高配当株 三菱HCキャピタル
2023年3月期決算が発表されました。
高配当株投資家にとって、長期の増配を達成している人気のある銘柄です。

かえでさん。
かえでさん。

2023年5月18日現在の株価は765円、
配当利回りは4.84%。

尚これら銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。
また記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。
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高配当株 三菱HCキャピタル 2023年3月期決算

ハイライト。

決算概要資料のハイライトです。

(出典:決算概要資料

〇2023年3月期:過去最高益、予想より2円増配して配当33円へ。
〇2024年3月期:最終利益のみ予想開示1,200億円へ増益、配当は4円増配して37円へ
〇中期経営計画策定。
かえでさん。
かえでさん。

増配増配♪

もりっこ。
もりっこ。

2024年3月期の増益幅は約3.2%と若干の増加予定です。

損益状況。


(出典:2023年3月期決算短信

売上高:1兆8,962億円 (前年同期比 +7.4%
営業利益:1,387億円 (同 +21.6%
経常利益:1,460億円 (同 +24.6%
親会社株主に属する当期純利益:1,162億円 (同 +16.9%
荒波さん
荒波さん

増収増益!
しかもかなりの増益幅。

・営業利益率:6.4%→7.3%へ。
・経常利益率:6.6%→7.7%へ。

かえでさん。
かえでさん。

業種柄多額の有利子負債があり金利支払いもビジネス上必要なので
営業利益だけではなく経常利益も重要と思います。

 

決算概要資料に最終利益の対前期比要因分析があります。

(出典:決算概要資料

かえでさん。
かえでさん。

事業成長が大きいというのは嬉しい!

もりっこ。
もりっこ。

コロナを脱しつつあるので航空機や海外セグメントでの
貸倒費用も減少しているようです。

そのセグメント。

(出典:決算概要資料

特に、ロジスティクスと環境エネルギー・インフラセグメントの増益が大きいです。

かえでさん。
かえでさん。

ロジスティクスは上記ハイライトにもあるように、
米国の海上コンテナリース会社「CAI」の
利益貢献が大きいようです。

もりっこ。
もりっこ。

CAIは2021年11月に完全子会社化しているので、
2023年3月期が通年で業績寄与した初めての年度になります。

海外地域は減益ですが、前期に株式売却益があったためで事業自体の問題ではないようです。

増収増益で最終利益は過去最高益。
環境エネルギー・インフラやロジスティクスの利益貢献大。
貸倒費用も減少している模様。

尚、上記の増益要因の外に為替の影響もあります。
この点後記します。

財政状態及びCF状況。


(出典:2023年3月期決算短信

BS
賃貸資産が2,710億円増加、有利子負債が1,599億円増加。

CF
〇営業CFの△
⇒貸付債権及び賃貸資産の増加CF△6,333億円が1番大きな要因。

かえでさん。
かえでさん。

これは事業拡大しているという理解で良いね。

もりっこ。
もりっこ。

貸付やリースを行う会社は事業拡大して貸付或は賃貸資産が
増えれば増えるほど(契約が増えれば増えるほど)、
営業CFにはマイナスに作用します。
一方でその原資である借入金は財務CFに計上されますますが、
これはCF計算書の仕組み上致し方ない構造です。
従って中身の確認は必要ですが、今回の三菱HCキャピタルのように
業績好調・事業拡大(契約増加)による営業CFのマイナスは
問題ありません。

〇投資CF
⇒前期と比べても△数値は同程度ですが、前期は子会社株式の取得が要因、当期は定期預金への預け入れがその要因です。

〇財務CF
⇒前期△な一方で当期は黒字になっていますが、有利子負債の増加が大きな理由です。

増配。

2023年3月期配当は2円増配して33円に。

 

増収増益で最終利益は過去最高益。
②環境エネルギー・インフラやロジスティクスの利益貢献大。
③貸倒費用も減少している模様。

④賃貸資産増加(事業好調と思われる)、その原資である有利子負債も増加。
2023年3月期配当2円増配。

2024年3月期業績予想

業績予想。


(出典:決算概要資料

親会社株主に属する当期純利益:1,200億円 (同 +3.2%
かえでさん。
かえでさん。

最終利益のみの予想開示。

✓ 増益予想な点は安心材料。
✓ 2023年3月期ほどの増益幅ではない。
✓ 投資や事業費用の増加も想定とのこと。

増減要因です。

(出典:決算概要資料

荒波さん
荒波さん

航空機セグメントは好調予想か。

かえでさん。
かえでさん。

セグメント別の予想数値の開示はなかったけど、
あとのセグメントは現状維持かちょい+予想かな~

ちなみに想定レートは以下の通り。
・ドル円:130円
・ユーロ円:160円

配当予想。

年間37円(前期比4円増配)。

もりっこ。
もりっこ。

素敵だー☆

三菱HCキャピタル 気になるトコロ

為替の影響。

2024年3月期予想ではドル円は130円を想定しています。

一方で今回の2023年3月期決算ですが、以下の通り為替の影響も結構大きい点覚えておきたいと思います。


(出典:決算概要資料

粗利や増加はほぼ為替の影響。
増収金額や最終利益のほぼ半分、営業利益や経常利益の約1/3も円安の恩恵です。

もりっこ。
もりっこ。

海外子会社の決算取込時に適用する為替換算レートの
前期と当期との差額が上記の数値のようです。

なので2024年3月期大きく円高に振れると…。

これからもM&A頑張るのかな。

2023年3月期の増益要因にロジスティクスのCAIの子会社化の業績寄与がありました。

今回の決算短信の後発事業にも、既に持分法の対象である㈱センターポイント・ディベロップメントの全株式を取得するとの注記があります。

荒波さん
荒波さん

決算短信の主な事業上のトピックスにも、合併や業務提携、
経営統合といったトピックスが結構記載されているぜ。

かえでさん。
かえでさん。

2021年4月に日立キャピタルと合併してるし。
もう忘れそうだけど(笑)

もりっこ。
もりっこ。

事業成長においてM&Aも積極的な会社なのかなぁと思います。
今後も進めていくんじゃないかと個人的には勝手に予想。

まとめ

増収増益、最終利益最高益。
2023年3月期配当増配、2024年3月期も更に増配。
2024年3月期の予想最終利益は控え目な増益予想。
・為替(円高は)注意、今後のM&Aによる事業拡大期待。
かえでさん。
かえでさん。

とても良い決算だったと思います!

もりっこ。
もりっこ。

金融という比較的景気敏感である業種柄や自己資本の薄さも相まって、
配当利回りは比較的高目で推移する銘柄です。
高配当株投資にとっては、増配も続けてくれるし投資しやすい銘柄ですね。

そんな三菱HCキャピタルでした。

それでは、よい1日を!
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コメント

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