おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株 ミズホメディー。
先日2024年12月期2Q決算発表されていました。
良かったわけでもないですが、予想通りというかボチボチという決算でした。
今回はここ数年の業績の乱高下と今後について思うことを少々…。
2024年8月19日現在の株価は1,542円、
配当利回り5.19%。
ミズホメディー 業績
一応2024年12月期2Q経営成績を。
こんな感じでした。
(出典:2024年12月期2Q決算短信)
営業利益:18.4億円 (同 ▲3.2%)
経常利益:20.8億円 (同 +1.4%)
当期純利益:14.8億円 (同 +1.9%)
経常利益以降は若干増益ですね。
前期比較だと一見ぱっとしませんが、
それでも営業利益率は39.3%!
高ッ!
それと特筆すべきは当期純利益率も約31.7%もあります。
売上の3割以上が最終利益というのは
なかなかスゴいですね。
ちなみに”経常利益>営業利益”の要因は、約1.9億円の為替差益です。
通期予想と配当予想。
(出典:2024年12月期2Q決算短信)
通期予想は以上のように結構な減益予想となっています。
要因は新型コロナの落ち着きと
2023年5月に新型コロナの5類移行でしょうか。
配当予想については、、、
100円⇒80円と減配予想(2024年7月の分割考慮後)。
ありゃりゃ…。
この会社は業績に連動して増減配比較的頻繁にあります。
通期予想が前期比▲なので、しっかり減配…(笑)
過去数年の業績から
売上高と経常利益推移。
過去5年及び当2Qの売上高と経常利益です。
(出典:決算補足説明資料)
こうして見るとやはり新型コロナ特需が
よくわかりますね。
経常利益推移も、、、
(出典:決算補足説明資料)
上2つのグラフで青い手書きの横線は私が勝手に直感で(笑)引いた線になります。
この青線の意図していることですが、、、
新型コロナも落ち着いた現在、以前のように新型コロナが流行り2021年12月期~2022年12月期のようなかなり突き抜けた好業績は難しいということがまず1つ。
当然あのような流行はいくら保有株の業績が良くなるとはいえ
勿論望みません。
流行り病は落ち着いてくれるのが1番です。
とはいえ、
新型コロナ自体はなくならないことと、特に熱が出た場合等風邪の症状があれば(インフル検査とともに)コロナ検査をすることが一般化しつつある現況を鑑みると、以前のように流行しなくてもそこそこの業績となることが想定されるということ。
個人的には上グラフの手書き青線レベルの売上高100億円、
経常利益40~50億円位で、今後も業績が推移してくれれば
御の字かなぁと考えています。
市場分野別売上。
もう1つ。
市場分野別売上グラフになります。
(出典:決算補足説明資料)
改めて新型コロナ流行開始後暫く経ってからの
検査キット開発・販売後の業績が凄いな。
逆に新型コロナ流行前の主力だったインフル検査キットは
かなり売上が減少したままですね。
このまま新型コロナは落ち着きつつ、インフルは時々流行る(病気を歓迎しているのではなく、コロナ以前のインフル流行状況に戻るイメージです)という状況での推移が良いかな。
新型コロナ特需で財務内容もかなり良くなっていますし、
これらの流行病が完全になくなることはないと考えれば、
ホドホドの業績で今後も推移していってもらえば
良いのかなぁと考えています。
業績に応じて増減配は付きものの銘柄やけど
そこも含みで、やな。
おしまい
そして医療機関にはこれらの検査キットの備えは必ず必要。
でも上に書いた通り、
数年前のような大流行は絶対御免!
ただ逆に、現在ミスホメディーが提供している検査キット・システムよりも優秀な検査方法・キットが世の中に出てくれば、ミズホメディーの優位性や業績は…となります。
勿論そういう面はありますが(どの銘柄にも多かれ少なかれ)、
今のところ個人的には少し保有しておきたい銘柄かなー。
最近配当利回りも5%超えてきたぞー。
配当利回りは高くなってきましたが業績のブレが大きめですし、次の四半期決算で減配発表もあり得る銘柄なので、その辺りの留意は必要ですよー。
ミズホメディーでした。
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