高配当株 プロシップ。
先日決算発表について確認しましたが、その際発表されていなかった決算説明会資料が先月24日に出ていました。
待ってはいましたがなかなかタイムリーには気づけませんね。
比較的大きい規模のメジャーな銘柄は決算発表(短信発表)と
同時に出してくれますが中小銘柄は後日発表が多いですね。
マンパワーですかね…。
高配当株 プロシップ 決算説明会資料
2022年3月期決算。
ちなみにプロシップは、固定資産管理のソフトをメインに販売したりその保守を行っている会社です。
前回決算短信を基に一度触れてますのでこの辺りはサラッと。
(出典:決算説明会資料より)
見ての通り良い決算でした。
(出典:決算説明会資料より)
綺麗に成長しているようです。
受注状況
(出典:決算説明会資料より)
前回その理由を気にしていた受注減です。
事業譲渡した受託開発は置いておいて、単純に商談の遅れなのか営業人員が足りてないのか、案件自体がないのか、微妙な書き方ではあります。
「遅れ」らしいので、
4月以降受注できていることを期待しましょう。
2023年3月期予測。
決算短信の数値と同じですが改めて。
(出典:決算説明会資料より)
増収増益!
営業利益率も前期並みの約32%台。
営業利益と経常利益がほぼ同じ水準であれば、
営業利益率掲載してくれないかなぁ。
2022年3月期の増益要因の分析も
営業利益ベースの説明なんだし…。
あと細かい所だけど前期比という書き方なら
数値の前に「+」あった方が良い気がする。
配当は以下のとおり。
(出典:決算説明会資料より)
配当は普通配当だけなら前期と同じ。
特別配当考慮すると減配。
上方修正を期待しましょう。
改めてビジネスの優位性。
プロシップ ビジネスの優位性。
プロシップのビジネスの優位性についても以前ブログに書きました。
簡単に再度書くと、
①お金が払える大規模(上場)企業が得意先。
個人や中小企業を相手にしているとどうしても価格設定・転嫁が難しいことがありますが(例えば小売りや飲食)。
この会社は多分そんなものには無縁。
誤解を恐れず書くと、この辺りの顧客だとその顧客側も「それなりの価格で構わないから、むしろ良いもの・しっかりしたものを頂戴な」という傾向があるのではないかと思います。
下記②のとおり我々小物は
ハナから相手にされていません(笑)
②なかなか参入障壁の高い分野のソフトを販売、保守でもチャリンチャリンン。
日本の会計と税制の違いを視野に入れた固定資産管理もそれなりに大変なのですが、世界の会計・税制にも対応するとなるとそれはもう超大変と思います。
③ソフト乗り換るのも大変です。
この辺りは想像しやすいかと思います。
今後の商機になるのか!?
目先それなりの商機としてはリース会計基準の改正ですかね。
またあるんですよ。
IFAS絡みのリースの改正が…。
上手く商機に繋げて欲しいものです。
個人的には、自分のキャリアからも分かりやすい分野ですしそのビジネスの優位性も理解しているつもりなので、なんかお気に入りの銘柄です。
高収益ですし今回触れていませんがかなり好財務でもあります。
ただ配当利回りが4%以上になることはほとんどないので
上手く暴落時に拾う必要があります。
興味がある方は研究してみて下さいねー。
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