個人的にちょっと好きな銘柄です。
高配当株のプロシップの2022年3月期決算をざっと振り返ります。
また地味目だねー(笑)
高配当株 プロシップ 2022年3月期決算
概況
(出典:2022年3⽉期 決算短信より)
※ このブログ作成時にまだ決算説明資料がUPされていなかったので、短信から記述を引用しています。
・営業利益:22億円 (同+28.2%)
・経常利益:22億円 (同+29.2%)
・親会社株主に属する当期利益:15億円 (同+33.5%)
大幅増収増益!
気になる営業利益率は約32.9%。
優秀だねぇ。
ビジネスとしてはシンプルで、主に固定資産周りのシステムのコンサルティング、導入、保守がメインです。
開示セグメント上ではこの「パッケージソリューション事業」が、売上、営業利益ともに全社の約98%を占めます。
もう1つ「その他事業」という受託開発セグメントがありますが、売上、営業利益ともに軽微。
尚、第2四半期の決算説明会資料を見ると、
「収益認識に関する会計基準」の適用で粗利が
少し増えているようなので、上記通年の増益率にも
その影響部分があると思います。
いくらぐらいあったかは、決算説明化資料待ちですね。
プロシップ 2023年3月期予想
通期予測
(出典:2022年3⽉期 決算短信より)
大幅な上昇率ではないですが、増収増益を予定しています。
(出典:IRバンクより)
2022年3月期ほどの成長率は見込んでいない模様。
保守的なのか、成長鈍化するのか、要注目。
2022年3月期が出来すぎだったのか?
配当予想
配当は45円(2022年3月期普通配当と同額)。
2022年3月期は更に特別配当5円あって計50円だったので、実質減配と言えなくもないです。
増配が無いのは残念ですが、配当性向は
40%超えているのでしょうがないですかね。
上方修正を楽しみにしておきましょう。
高配当株 プロシップ 気になるトコロ。
あまり心配していない銘柄なのであまりないのですが、強いて言うと以下ですかね。
パッケージの受注残高が減ってる??
(出典:2022年3⽉期 決算短信より)
単純に表を見ると受注が減っているようにも見えるし、脚注の「収益認識に関する会計基準」の記載見るとその影響受けているようにも読めるし、ちょっと実態が分からないです。
第2四半期の決算説明会資料時点では受注残高増えていました。
だいぶ期末までに消化したということかもしれませんね。
この辺り今後発表される決算説明資料の記載に
説明あると思うので。
中国子会社整理の理由。
ビジネス上手くいかなかったのか?
カントリーリスクを考慮して敢えて撤退したのか?
(一応、IRには「経営資源の集中、経営環境の整備」という、わかったようなわからないような…)
この辺りも詳しく知りたいなぁ。
潤沢な現預金。
相変わらず現預金は潤沢。
・総資産:135億円
増配なし、自己株の取得も過年度実績を見るとそこまで積極的でもないようで。
何に使いますかね?
重ねてですが、ひとまず
決算説明会資料待ってます!
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