おはようございます☆
もりっこ。(@moricco_net)です。
よく日本人は投資しないという話を聞きます。
確かに金融資産は預貯金だけという方も多いでしょうし、特に年齢が上がれば上がるほど例えば株式や投資信託への投資に対してはアレルギーがある方が多いように思います。
今日はちょっとした、つぶやき的な話。
国も自助努力を後押ししている(多分)
国としても、iDeCoやNISAという制度を用意して国民の投資に対するハードルを下げようとしています。
そういえば数年前の老後資金2,000万円問題は
センセーショナルな報道をされました。
ただその趣旨としては、
という、ある種前向きの意図があったものと思います。
このブログ書いている少し前にも、更なるNISAの拡充の要望が
金融庁からは出ていますね。
財務省が突っぱねそう(或いはバーター増税しそう)で怖いけど。
投資はしないが家はある。
一方で日本の持ち家比率は、総務省の「平成30年住宅・土地統計調査」によれば全国平均で約61.2%。
県により差はあって最も高い秋田県で77.3%。
持ち家比率が低いのは沖縄県44.4%、次いで東京45%となっているようです。
まだまだ持ち家信仰は強いぜ。
何が言いたいかかというと、
・従って、実質的にはリスク資産を保有している日本人は結構多い。
・しかもその多くは住宅ローンとセットで。
本人にその意識があるかどうかは不明ですが。
結構リスク資産持ってるのね。
しかもローンで。
純粋に経済的に考えると、借金して株買ってるのと
あまり変わらない。
となると特に住宅ローンを抱えている場合には、積極的に株式や投資信託等の金融資産へ投資してよいかはちょっと考えた方が良いかもしれません。
言い換えると、投資するなら住宅ローンの繰上返済を優先としたほうが良いケースもあると思います。
まぁ一概には言えないんですけどね。
・市中或はローン金利水準やローン残高。
・年齢や家族状況。
・収入や貯蓄高。
・将来のビジョン 等々
金融資産への投資については資産が増加することもあれば減ることもあります(投資対象や投資年数で投資のリスクを低減することは可能とはいえ)。
一方で、繰上返済は確実に返済した元本に対応する金利分の効果があります。
住宅ローンを抱えている場合は、この観点は持っていて
損はないかと思います。
今は住宅ローンも低金利なので、借りておいて余剰資金は
少しづつでも金融資産への投資に廻すってのもアリじゃね?
そうね。
ただ、いくらぐらい金利ならOKとはなかなか線引きしづらいね。
住宅ローンを変動金利で借りていて今後金利が上昇する局面があった場合、明確な数値基準は設定できないものの、投資に廻すよりローン返済を優先した方が良いケースは出てきそうです。
また、日本以外の主要国は既に金利上昇局面となっており、日本も物価がじわじわ上がってきていることや日銀総裁任期も近いことから金融政策の転換から金利上昇を迎える可能性もあります。
物価上昇からの賃金への波及部分が実現できてない点は
気になりますけど…。
特に変動金利での住宅ローンを保有している場合は、そんな世の中の情勢も鑑みつつ投資へのスタンスを考える必要も出てきそうです。
勿論上記に書いたように、その人その家族の
状況に寄りますけどね。
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