おはようございます☆
もりっこ。(@moricco_net)です。
先日国税庁の所得税基本通達改正の話をブログにUPしました。
これに関連して。
結局、記帳・帳簿書類の作成・保存必要
所得税基本通達の改正でもあったとおり、事業所得として申告したい場合は収入金額の多寡を問わず記帳と帳簿書類の保存が必要でした。
ちなみに、参考までにもし雑所得として
申告する場合は以下の取扱い。
・収入300万円以下:帳簿種類の保存不要。
令和4年の税制改正で上記のように300万円の基準で
雑所得の帳簿書類保存要件があったので、
今回の所得区分の改正案でも収入300万以下は
雑所得として見做すというのが当初改正案でした。
基本的にはソフトを使用する。
領収証や請求書等の保存は別にして、記帳については市販のソフトを利用することになります。
今時手書きはあり得んしね。
例えば以下のようなソフトが副業等の小規模事業者には良いかと考えます。
何社か挙げてみます。
特にお勧め順とかではありません。
弥生
一昔前からかなり有名です。
私の法人クライアント個人事業クライアントでも使用しているところが多いですし、税理士事務所でも使用している所は多いと思います。
マネーフォワード
クラウド会計の先駆者だった気がしますね。
個人事業者やベンチャー法人なんかに利用者が多いです。
freee
ここも有名。
ここも個人事業者やベンチャー法人に利用者が多いですね。
どれがいいんだろ?
・いずれもクラウドで利用できます。
・いずれも事業規模や機能に併せて数パターンのバージョンが選べます。
・必要に応じて、給与や請求書発行ソフトなんかも用意されています。
・正直、上記3社であればどれでも良いと思います。
・各社のサイトで金額や画面の雰囲気を確認して気に入ったものを選んでもらえればと。
私も3社とも利用したことがありますし、
今も利用していますが、「ここは避けた方が…」
というのはないですね。
慣れたら一緒な気がするので、料金やキャンペーンで
決めるのでも良いよね。
・勤め先の経理などで使用したことがあるソフトがやはり取っ付きやすいと思う。
・上記以外のソフト(奉行やTKC等)の使用経験がある場合、上記の内比較的弥生かマネーフォワードが取っ付きやすいかもしれません(freeeは少しインターフェイス・画面表示の雰囲気が若干他とは違う気がします)。
いずれにしろ日本の会計ソフトは優秀ですので。
上場企業で時々国外製品を使用している会社に
当たったことがありますが、
結構ツライことがありました…。
留意点。
いずれもクラウドで預金やカードとの連携が可能です。
個人的に感じるところですが、、、
何でもかんでも連携しない方が良いかもしれません。
(特にクレジットかな)、全て或は大部分が事業用の取引の場合はソフトに連携して明細を取り込むと確かに記帳が楽です。
そりゃそうだ。
但し、結構な割合で非事業の取引(家計の支出等)が多い場合は少し留意してください。
当然連携すると非事業の明細も取り込まれます。
仕訳設定等や学習機能はあるしょうが、非事業明細についても科目の設定・確認・修正或は非事業用明細として事業所得の帳簿からの削除が必要になったり、非事業明細が多いと取り込んだ後で少々煩雑になります。
そのような場合は敢えて連携せず、カードの利用明細から事業使用分だけ抜き出して仕訳を手入力(月ごとの科目合計でも良いと思います)する方が楽かもしれません。
この辺りは実際にやってみて、
のトコロですけどね。
いずれにしろ全て連携して自動取り込みしないと
いけないわけではないよね。
唐突ですが、そんなわけで(?)もう10月です。
まだ会計ソフト決めてない人は早めに決めて、記帳も溜めずに早めに取り掛かっておきましょう!
記帳溜めないこと。
コレ大事ですよ~。
溜めると後でツラいんやで…。
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