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配当利回り上昇中。高配当株銘柄確認【プロネクサス(7893)】

高配当株 プロネクサス 7893 プロネクサス

 

もりっこ。
もりっこ。

おはようございます☆
もりっこ。(@moricco_net)です。

7893 プロネクサス。
同業のTAKARA&COMPANYとの比較は以前に行っていましたが、プロネクサス自体の銘柄確認は行っていなかったですし最近配当利回りが高くなってきたので取り上げてみます。

かえでさん。
かえでさん。

時価総額は300億弱程度で小型株。
業種はその他製品で3月決算。
ディスクロージャー支援の大手。

2022年10月20日時点の配当利回りは約3.71

尚、これら銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。
また記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。
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高配当株候補銘柄 7893 プロネクサス 概要

事業内容

上場企業のディスクロージャーやIR支援の大手。
TAKARA&COMPANYと2社でほぼ独占状態。



(出典:会社HP

かえでさん。
かえでさん。

TAKARA&COMPANYとほぼ同じ業務。

現在の株価と配当利回り。

2022年10月20日現在 株価:971円、配当利回り:3.71%
(株価のリンクはヤフーファイナンスへ跳びます)

もりっこ。
もりっこ。

最近配当利回りが高くなってきました。

元々2021年後半から1,000円~1,200円のレンジでしたが、2020年8月に会長が持株を売り出したことから現在の水準まで株価が下落しています。

収益状況

①売上・利益推移

売上高は、2022年3月実績で261億円。


(出典:IRBANK

最近10年程売上は伸びてますが、利益はそんなに伸びてませんね。

かえでさん。
かえでさん。

安定感はありそうです。

製品区分別収益はこんな感じ。


(出典:決算説明会資料

〇上場会社ディスクロージャ関連
:株主総会招集通知、決算短信や有価証券報告書、その他目論見書、開示支援システムツールなど。
〇上場会社IR関連等
:株主通信、英文IRツール、株主総会ビジュアルツール、IRコンサルティングなど。
〇金融商品ディスクロージャー関連:投資信託やJリート、外国債券等の開示書類など。
〇データベース関連:企業情報データベースの運営

主な取扱製品・サービス

②営業利益率

9.5%(2022年3月期)

荒波さん
荒波さん

まずまず。

もりっこ。
もりっこ。

過去には10%超えていた時もあります。
なんとか10%台に乗せて欲しいですね。

③(参考)ROE、ROA、EPS


(出典:IRBANK

ROEはまずまずで安定的。
EPSは伸びてきていますが、ここ数年は伸び悩み。

かえでさん。
かえでさん。

利益額が伸び悩んでいますしね。

 

収益は伸びている。
一方、利益は伸びていない。
・営業利益率はTAKARA&COMPANYより低い。

CF状況。


(出典:IRBANK

営業CFは良好!

財務状況

①自己資本比率

65.9%(2022年3月期)。

荒波さん
荒波さん

高め。

尚、自己資本比率はここ5年程度で下落しているように見受けられます。


(出典:IRBANK

もりっこ。
もりっこ。

実は2018年3月期以降の上記数値はIFRS国際会計基準での
数値になっています(それ以前は日本基準)。

2018年3月期、2019年3月期、2020年3月期については日本基準の決算書も開示されており日本基準での自己資本比率は以下となっています。
・2018年3月期:74.4%
・2019年3月期:75.8%
・2020年3月期:74.3%

かえでさん。
かえでさん。

過年度推移の比較の上では実態は大きく変わらないってことね。
(まぁ2008年頃と比べると下がってはいるけどね)

IFRSへの移行に伴い日本基準の場合は貸借対照表に計上していなかったリース資産とリース負債をオンバランス(貸借対照表に計上)したことが、総資産額の増加の大きな要因のようです。
その為IFRS基準での自己資本比率が低下しています。
②現預金残高等

2022年3月末時点で122億円(総資産の約34.3
投資有価証券(IFRSでの表示は「その他の金融資産」)と合わせると総資産の約49%
借入金が3.5億円。リース債務が30億円程度。

かえでさん。
かえでさん。

安全性は高そうです!

配当状況。

直近の配当利回り:3.71(2022年10月20日時点)
2023年3月期は1株当たり年間36円と前年から1円増額。


(出典:IRBANK

かえでさん。
かえでさん。

ここ2年程度で少し配当利回りが高くなってきました。
一方配当性向はそろそろ限界かな。


(出典:決算説明会資料

自己株の取得も行ってくれています。

配当性向は50%以上基準。
・前期より1円増配。
自己株取得も行っており、株主還元姿勢は高めかと。

PER。

私は高配当株でも割高な銘柄は購入しないのですが、、、
PERは約13.7倍(2022年10月20日時点)。
(PBRは丁度1.0倍程度)

もりっこ。
もりっこ。

いけますね。


(出典:IRBANK

かえでさん。
かえでさん。

過去経緯からも割安な状況のようですね。

その他 高配当株銘柄 プロネクサスに関する特記事項

①2023年3月期着地予想。

(出典:2022年3月期決算短信

増収増益(税引前利益除く)予想。
営業利益率9.6%へ若干改善見込。
・データベース関連以外の堅調な受注を見込んでいる模様。
もりっこ。
もりっこ。

営業利益率もう一声ほしい!

②季節変動あり。

1Q進捗率は以下のとおり。

売上:40.6%
営業利益:115.2%
かえでさん。
かえでさん。

営業利益は既に年間利益を超えている!?

顧客の多くが3月決算の上場企業の為、決算に関する開示書類や株主総会招集通知などの売上が第1四半期に計上されます。

もりっこ。
もりっこ。

2Q以降は利益額が徐々に業績が下がります…。

荒波さん
荒波さん

上記の通年予想も2Q予想の営業利益の方が
通年予想の営業利益より多いや。

高配当株候補銘柄 7893 プロネクサス まとめ

〇評価できる点は、

  • TAKARA&COMPANYと業界ほぼ独占、顧客も上場企業が多く優良。
  • 売上は順調に伸びている。
  • 営業CF良好。
  • 財務安全性は高い。
  • 株主還元意識は高目と推察。
  • 過去推移から見ても割安な状況。

〇懸念点としては、

  • 利益率はもう少し欲しい所。
  • 営業利益以降の利益額は伸び悩み。
  • 正直なトコロ、現時点の配当利回り以外はTAKARA&COMPANYの方が良い気がする。
かえでさん。
かえでさん。

正直、プロネクサスより先にTAKARA&COMPANYだね。

もりっこ。
もりっこ。

同感です。
ただプロネクサスも含め2社でほぼ業界独占しているので、
TAKARA&COMPANYへの投資のあと余力があるなら、
2社とも投資するのも悪くはないと思います。

とはいえ、高配当株投資の主力銘柄としては役不足です。
個人的には、20銘柄以上のポートフォリオ組む場合で
TAKARA&COMPANYが優先って感じかな。

 

今後の個人的着眼点
・営業利益率の改善。
・2023年3月期の業績動向。
かえでさん。
かえでさん。

もし興味が湧いたら
研究してみて下さいまし。

それでは、よい1日を!
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コメント

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