おはようございます☆
もりっこ。です。
先日、高配当株のNTTについて2023年3月期決算を確認しました。
NTTについては重要な子会社であるドコモやNTT東西についても、非上場でありながら決算についてある程度のIR出してくれています。
ちょい確認!
ドコモ達の決算について
ドコモやNTT東西の決算数値については、NTTの決算開示資料の決算補足資料でもある程度分かりますが、NTTの下記IRページから資料が確認できます。
(出典:NTT HP)
各社のHPへリンクされています。
勿論直接ドコモ等各社のHPへ行っても良いのだ。
尚NTTデータは上場銘柄なので、普通に決算短信等開示していますよ。
今回はドコモとNTT東西をざっと見てみようかと。
ドコモ
2023年3月期決算。
NTTのブログの方でも触れた通り増収増益です。
営業利益率も約18%でまずまず。
増収増益ですが、以下のようにコンシューマ通信部門は
下げ幅縮小とはいえ減収減益。
スマホ通信料金値下げの影響はまだ続いてるんやな。
法人やスマートライフでカバーできているとはいえ、売上、営業利益ともにドコモ内で最も規模の大きいセグメントなのでコンシューマ通信の業績下げ止まりが期待されます。
2024年3月期予想。
期待して見ておきます~。
NTT東日本
2023年3月期決算。
(出典:2022年度決算)
減収ですが増益を確保。
11期連続の増益、過去最高益だそうで。
減収の最大の要因は固定音声関連で△315億円、
やはり固定電話は縮小が続いています。
まぁしょうがないか…。
2024年3月期予想。
(出典:2022年度決算)
増収増益予想!
事業別の資料はなかったのですが、
恐らく固定音声は減収が続くものの他の事業(光関係)でカバー、
増収増益を目指すということではないでしょうか。
NTT西日本
2023年3月期決算及び2024年3月期業績予想。
(出典:2022年度(第24期)決算について)
西日本は同じスライドで業績と来期予想か。
〇2023年3月期は減収減益。
〇2024年3月期は増収増益予想。
(出典:2022年度(第24期)決算について)
やはり固定音声収入の減少は続く…。
こちらも光サービスや IPパケット通信収入、通信端末機器販売収入、システムインテグレーション収入等でカバー、業績改善を目指す模様です。
終わりに
固定音声収入やスマホ料金の値下げといったネガティブというか気になる事業。
これらを行っている非上場子会社も決算情報をある程度開示してくれています。
NTTの決算説明資料でも状況はある程度わかりますが、
たまにはこちらも覗いてみても良いかも。
直接見た方がこの辺りの状況はわかりやすいかも。
ちなみに2023年3月期実績。
・NTT 売上:13兆1,362億円 営業利益:1兆8,290億円。
・ドコモ 売上:6兆590億円 営業利益:1兆939億円。
・東日本 売上:1兆7,022億円 営業利益:2,854億円。
・西日本 売上:1兆5,016億円 営業利益:1,349億円。
当然ドコモと東西はNTT連結グループ内での相殺・消去前の数字なので
単純比較はできないですが、それでも重要な企業群ということは
間違いないようです。
そんなドコモとNTT東西をざっくり、でした。
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