おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株 TAKARA&COMPANY
2023年5月期3Q決算が発表されていました。
結論から言うと良い決算でした。
2023年4月3日現在の株価は2,353円、
配当利回りは2.97%。
好きな銘柄やわー。
高配当株 TAKARA&COMPANY 2023年5月期第3四半期決算
損益状況。
(出典:決算説明会資料)
営業利益:25.3億円 (同 +12.9%)
経常利益:26.8億円 (同 +7.2%)
親会社株主に属する四半期純利益:17.2億円 (同 +16.7%)
2Qは増収減益だったのが増収増益になってるわ!
セグメント別。
(出典:決算説明会資料)
2Qに続き通訳・翻訳事業の利益率は上昇。
ディスクロージャー関連事業の原価率の上昇傾向は2Qから変わらずです。
BS。
(出典:決算説明会資料)
現金預金が約22億増加してます。
流動負債の減少約16億円は買掛金と未払費用の減少(受取手形・売掛金も約22億減少)。
①売上は堅調で増収。
②ディスクロージャー関連事業の原価率上昇。
③通訳・翻訳事業の利益率は改善。
④現金預金約22億円増加、自己資本比率約79.4%へ上昇。
全社的な利益影響度でいうと「③>②」となり、
3Qでは増益ということです。
通訳・翻訳事業の売上はコロナ前実績までほぼ回復だって!
通期業績予想
業績予想。
(出典:2023年5月期第3四半期決算短信)
営業利益:36.0億円 (同 +1.1%)
親会社株主に属する四半期純利益:23.0億円 (同 +2.2%)
変更なし。
しっかり増収増益の通期予想は変更ない点は安心材料。
営業利益率:13.3%。
配当予想。
年間70円(前期より12円増配)、こちらも予想変更なし。
TAKARA&COMPANY 気になるトコロ
季節変動。
このブログでも何回も書いていますが、TAKARA&COMANYの主要顧客は上場企業であり、3月決算法人が多いことから、1Q4Qの業績の方が2Q3Qよりもよくなる傾向があります。
(出典:決算説明会資料)
株主総会招集通知や決算短信、有価証券報告書関係の業務は
偏りますね。
また、過去と3Q進捗率を比較してみると、、、
(出典:IRバンク)
売上高は例年並みですが、営業利益や最終利益は例年より進捗率高いです。
これは恐らく通訳・翻訳事業の利益率の改善が
寄与しているのではないでしょうか。
4Qも期待できそうです。
外部要因。
前回と同様ですが、目先の外部要因でTAKARA&COMPANYへの逆風になりそうなのが以下。
②株主総会資料の電子提供措置。
いずれも会社の減収要素になる点は
一応頭に入れておく必要がありそうです。
しかしながら、①②どちらも社会全体から見ると
進めるべき施策ですので致し方なし。
一方で、「統合報告書」作成企業の増加や、開示資料の英文化を行う企業の増加などTAKARA&COMPANYへの追い風もあります。
(出典:決算説明会資料)
統合報告書関連は着実に伸びてます。
まとめ
・ディスクロージャー関連事業の利益率は低下しているものの、通訳・翻訳事業の利益率回復がカバー。
・通年予想据置、配当前期から増配予想も据置。
・3Q進捗率(特に利益面)は好調。4Qも期待できそう。
・(良い方向にも悪い法方向にも)制度や社会情勢の動向を受けた業績への影響は今後もあるが、プロネクサス同様なくてはならない銘柄。
4Q期待しておきます!
そんなTAKARA&COMPANYでした。
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