おはようございます☆
もりっこ。(@moricco_net)です。
高配当株(候補)の学情。
2022年9月12日に2022年10月期第3四半期の決算が発表されていました。
学情は主に若者向けの就職情報サービスや説明会などを主催しています。
珍しい10月決算銘柄。
小規模な銘柄。
高配当株(候補) 学情 2022年10月期第3四半期決算
概況。
(出典:2022年10⽉期第3四半期 決算短信より)
・営業利益:5.1億円 (同-)
・経常利益:8.8億円 (同-)
・四半期純利益:5.9億円 (同-)
一見営業減益…。
前期比「-」は注書きの通り、当期首より「収益認識に関する会計基準」を
適用している為、単純に前期と比較できないとのことからです。
通期予測。
(出典:2022年10⽉期第3四半期 決算短信より)
変更なし。
・営業利益:15.9億円 (同:18.1億円)
営業利益率は24.8%予想。
(出典:決算説明資料)
達成できれば素敵な数字。
尚、3Q売上の通年予想進捗率は約64.7%、営業利益は32.5%。
営業利益の進捗率が例年(41~67%程度)と比して低いのが気になりますが、
新会計基準の適用初年度なんでちょっと状況が読めませんね。
配当予想。
配当は37円。
前年と同額。
高配当株(候補) 学情 留意点。
会計基準の影響。
「収益認識に関する会計基準」適用の影響がありますが、従来基準で言えば増収増益。
ちなみに、会計基準適用の具体的な内容は以下の通り。
(出典:決算説明資料より)
簡単に言うと、以下の2つ。
②収益一括計上を期間按分計上へ(減収・減益要因、ただし期間が全て経過後は影響なし)
受注状況。
(出典:決算説明資料)
受注累計は前期比1.15倍程度。
この受注状況の好調さが年間予想据置の理由です。
市場環境も回復基調。
(出典:決算説明資料)
株価の状況。
(出典:ヤフーファイナンス)
2022年6月頃は株価は900円以下と配当利回りも4%以上と高かったんですが、現在は配当利回り2.6%と高配当株投資としては買えない状況です。
株価を見る限り、実態の業績が好調であることが
知られている模様。
この銘柄に興味がある場合は、
配当利回りが高くなった際を狙いたいですね。
まとめ
・2022年10月期は「収益認識に関する会計基準」の適用開始により単純に前期と比較はできない点留意。
・受注も好調。
・配当利回りが低下しており、高配当株投資としては投資しづらい状況。
決算発表で情報サイトの記載や決算短信だけ
ぱっと見ると一見悪い決算に見えますが、
実態は好調です。
「収益認識に関する会計基準」の
影響がある銘柄は留意しよーぜ。
コメント