おはようございます☆
もりっこ。(@moricco.net)です。
高配当株 住友林業
2022年12月期3Q決算に関する決算説明会の質疑応答が11月中旬に公開されていました。
この質疑応答ですが、投資家が気にしているのはどんなことかも見えますし、その回答を通じて今まで自分が知らなかった銘柄の事業内容や特質なんかも分かることがあります。
短信等の発表からはタイムラグがありますが、
公開されたら一度目を通すことをおすすめします。
高配当株 住友林業 決算説明会質疑応答から
米国戸建住宅事業の受注に関して。
公開されている質疑応答11問のうち、4問が米国戸建住宅事業の受注に関してでした。
やはり受注減少について気にしている投資家は多いようです。
稼ぎ頭やしな。
以下のような質疑応答でした。
(出典:住友林業グループ 2022 年 12 月期第 3 四半期決算 アナリスト・機関投資家向け説明会 質疑応答)
この質疑応答から分かることを簡単に抜粋すると、
②4Qにかけても厳しい状況が続く。
③住宅ローン金利の高騰(7%超!)を受け、受注単価の上昇も頭打ちか。
④来期の販売戸数見込も厳しいのではないか。
⑤販売戸数を確保するには建売物件の増加が必要で会社もその方向に注力している(戸建賃貸住宅の販売も注力)。
戸建住宅販売の受注減は知っていましたが、
単価の頭打ち感や建売物件への注力といった点は
あまり認識していませんでした。
国内注文住宅。
国内注文住宅については質疑応答1問でした。
(出典:住友林業グループ 2022 年 12 月期第 3 四半期決算 アナリスト・機関投資家向け説明会 質疑応答)
こちらも棟数ベースだと厳しい見込ですかね~。
株主還元について。
株主還元に関してこんな質疑も。
(出典:住友林業グループ 2022 年 12 月期第 3 四半期決算 アナリスト・機関投資家向け説明会 質疑応答)
まぁ来期は未定です。
4Q決算発表時まで待ちましょう。
まとめ
今回の質疑応答からわかることは、みんな米国戸建住宅事業の減速を心配しているということでしょうか。
とはいえ、だからといって会社全体の業績が下がると決まったわけでも、たとえ下がっても株価が下がると決まったわけでもありません。
一般的には株価は、個々の業績よりも外部環境(相場全体の状況)に
左右される部分が多いと言われるしね。
当然、投資するなとか言うつもりも1㎜もない。
リセッションやら金融政策の動向やら気になる関連要素もありますが、
私は予言することはできないので、できることと言えば気にして
発表資料やIRを確認するということですかね。
ひとまず4Q決算発表待ちませう~。
質疑応答も良かったら見てみてね。
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