今朝はちょっと素朴な疑問のつぶやきです。
織り込み済って何?
よく株価の動きについて、”織り込み済”という解説がなされる時があります。
私はイマイチこれがよくわかりません。
なんかフンワリして。
織り込み済って?
ある事象が起きれば株価が下がる方向に行きそうなんだけど、蓋を開けてみれば株価は下がらなかったり。
逆に、株価が上がる方向に行きそうな事象が予想されていても、実際にその事象が起きてみると株価は上らなかったり…。
ある事象が起こる前から「もう織り込み済」って解説される方もいらっしゃれば、ある事象が実際に起こってから事後的に株価の動きの解説として「織り込み済」という解説があったり…。
テクニカル的にはどうなんだろ?
前提として私はテクニカル分析は疎いです(笑)
投資歴自体は無駄に長いですが、特にテクニカルを必要とした投資手法であったことはないので、テクニカルにはそもそもあまり興味がありませんでした。
- ITバブルの頃は、ろくに検討もせずIT系というだけで投資したり(苦笑)。
- 割安株長期投資の頃は、売買タイミング関係なく銘柄見つけたら投資してしばらく放置だし。
- 今の高配当株投資に至っては、銘柄のファンダメンタルの検討が重要で、こちらも投資したら売却は基本想定してないし。
テクニカルをきちんと理解している投資家から見たら
”ひでーなぁ” ってことかもしれないですね。
ただ正直あまり必要としていないし事後的な解説の為のものも
多いと思っているのであまり重要視していません。
そこで、織り込み済ってテクニカル的な要件もあったりするんでしょうか??
例えば、ある事象が起きれば株価が下がりそうという予想がある場合に、
その事業がまだ起こってないにも関わらず、その予想だけで事前に株価が〇%或は何度下がってテクニカル的な指標(例えば移動平均線やMACDなんか)でなんらかのサインが要件となるとか?
でもこれだと、「織り込み済みとは、〇〇でこうなった時」っていう
はっきりした話になりそうだね。
じゃあ、違うか。
時間的経過と空気感と準備かな?
個人的な感覚としては、ある事象とその株価への影響が語られてから、、、
- ある程度の時間が経過。
- その事象が広く投資家に認識されて ”そんな可能性あるよねー” という共通認識が醸成される。
このような空気感の元、ある程度の期間の株価の動きを経過することが織り込み済になる要件かなと感じます。
本当にフンワリした話なんだけど。
びっくりしない心の準備!
また、ある事象に対する共通認識や空気感が醸成されて、その事象のことが頭の片隅にありつつ日々の取引を行うこと。
つまり、これにより例えばアセットアロケーションや銘柄の変更、キャッシュ・ポジションの変更等、事象発生への実際の備えを行う市場参加者がある程度増えることも、要件の1つかなとも考えています。
つまり、以下の状態が”織り込み済”なのかなー。
織り込み済とは。
②株価が予想に反した場合の結果的な理由付け。
(①が準備できてたんだろうという事後的な解釈、実際にできていたかどうかは?)
合ってるかどうかはわかりませんし正直あまり自信もありませんが、今はそんな風に考えています。
(詳しい人から見たらおかしいこと書いてるかもしれませんが…。)
お決まり的なフレーズというのはわかっているようで
自分わかっていないことが結構あるなぁと感じてます。
使う場合にも留意したいです。
ワクチン3回目を目前とした、
ちょっとしたつぶやき的な話でした。
あー高熱怖い…。
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