おはようございます☆
もりっこ。です。
年金積立金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の2022年度の運用実績が公開されています。
たまにはざっと見てみましょうか。
GPIF 2022年度運用成績
運用実績。
(出典:業務概況書)
今年度収益は年率+1.5%。
まずまずやないか。
そうだね。
ただ長期的な運用を行っているので運用開始以降の
年率+3.59%により注目した方が良いかもね。
運用していて全ての期間で上手く行くというのは難しい。
時々●●ショックあんかもあるしね。
(出典:業務概況書)
あくまで長期目線で~。
累積収益。
(出典:業務概況書)
というわけで累積収益です。
運用当初はリーマンショック時などで△の時もあったけど、最近は順調です。
コロナショック時でも累積ベースだと+を維持。
長期投資の恩恵を受けてきているといえそうです。
インカム収益も着実に積み上がってきてます。
アセット構成割合と収益率。
(出典:業務概況書)
GPIFは国内債券、外国債券、国内株式、外国株式を約1/4づつ保有運用していく方針です。
運用状況によってはリバランスも行っています。
(出典:業務概況書)
アセットごとの運用成績ですが、皆さんご想像の通り国内株式が堅調で、金利上昇を受け債券が軟調だったようです。
2022年度は国内株式と外国株式の運用が好調でそれぞれ約2兆円を売却の上資産比率を下げ、国内債券約3兆円、外国債券約1.5兆円にリバランスしているようです。
GPIFのアセットアロケーションは教科書的な運用かもしれません。
確たる投資方針が決まっていないのであれば真似てみるのも
一案かも(ただ個人ベースで債券投資の部分はキャッシュで
良いかなー)。
いずれにしろ運用はとても順調です!!
年金原資の約1割程度です
(出典:業務概況書)
長期的には年金財源全体の1割程度となっています。
(出典:業務概況書)
あくまで年金は保険料が財源メインやな…。
HPとか業務概況書とか
GPIFについてはHPやそこに掲載される業務概況書等かなり情報開示されています。
みんなまずは気になる収益等の運用実績や運用方針だけでなく、、、
・そもそも年金財政の状況やGPIFの役割といった部分。
・運用方針や考え方。
・各アセットの組入銘柄リストの開示。
・保有銘柄への議決権行使の方針等々。
他にも株主優待は極力現金化する方針とか。。
読み物としても内容のあるHPになっていますので、お時間あればざっと見てみて下さいねー。
そんなGPIF2022年度運用実績でした。
コメント