おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株 明豊ファシリティワークス。
2022年12月28日に㈱フィスコによる企業調査レポートが出ていました。
ここから気になる部分をちょとだけ。
高配当株 明豊ファシリティワークス 企業調査レポート
今回のレポート。
会社のIRページから確認できます。
(出典:HP)
昨年7月にもありますね。
この会社について気になっている方は
一読をお勧めします!
個人的に気になった部分やお勧めの部分。
この手のレポートには業績状況や予想も掲載されていますが、
個人的には特に事業概要の説明部分を読むことをお勧めします。
決算短信や四季報や情報サイトに掲載されている情報以上に、
会社の事業に対する理解が深まることが多いと思います。
特にこの銘柄だと「コンストラクション・マネジメント」
についての理解が大事だとは思いますが、この点についても
レポートを読むとより理解が深まると思います。
更にコンストラクション・マネジメントの契約形態に「ピュアCM方式」と「アットリスクCM方式」があり、この辺りの理解も必須かなと思います。
例えば、、、
〇「アットリスクCM方式」では、明豊ファシリティワークスは施主に代わって直接施工会社と工事請負契約を締結。施主からのマネジメントフィー(手数料)と工事原価を売上計上、売上原価に工事原価が計上され、売上総利益では「ピュアCM方式」と最終的には同額になるものの利益率は悪くなる。
〇最近では「ピュアCM方式」がほとんどで今後もその方向。ただこれが数年前の減収(に見える)要因。
実際は業績好調だったけど、確かに
一見決算書では減収に見えてたな。
その他、以下のようなことにも理解が深まると思います。
・プロジェクト業務である為、専門性の高い人材の確保が必要であること。
・その他オフィス事業、CREM事業、DX支援事業の概要。
更には、利害関係となる元受け施工建設会社とも良好な関係にあるという記述もありました。
予想はしていましたが、施主と施行者の間に入ることで
お互いの意思疎通が図りやすいといった面がやはり
評価されているようですね。
この辺は、建設ではなくソフトウェアですが例えば国税庁のe-taxソフトなんかで想像すると分かりやすい。
ここで、税金のこともソフトのことも良く理解している誰かが間に入って、いろいろ調整してあげることで、余計な工数や費用も削減出来たり、不足している機能なんかも気づけたり、、、。
こんな感じの建設版と個人的には理解しています。
いや別にe-taxが使いづらいと言っているわけではないですよ、
一例です。他意はないぞー(笑)
もちろん業績予想などに対する記載もあるぜ。
企業調査レポートについて
例えば、㈱フィスコさんのHPには以下のようにレポートが並んでいます。
(出典:㈱フィスコHP)
気になる銘柄のIRページから見つかることもあるし、
定期的にこのような調査会社のHPで気になる銘柄の
レポートないかと見てみても良いですね。
㈱フィスコ以外にも作成している会社はあるぜ。
重ねてになりますが、決算短信や会社のHPだけでなく
このようなレポートも併せて確認することで
より銘柄に対する理解度が深まるのではないでしょうか。
一応留意点としては、
- このレポートはレポート対象銘柄が費用を負担しているのではないかと思われます(間違っていたら教えて下さい)。
- またこれも恐らくですが、自社の状況にある程度自信あったり、目立たない・市場で評価されていないと思っている会社は利用する頻度が高いかもしれません。
- 法定で必須のものではないので、継続的にレポートが出るとは限らないし、当然レポートがない銘柄もたくさんあります。
以上のような事も頭の片隅におきつつ、
利用しましょう。
他にも気になる高配当株で最近でたレポを
見つけたのでまた紹介する予定。
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