高配当株 ジャックス。
2022年3月期決算・新中期経営計画説明会資料が結構前(先月)になりますがUPされています。
こちらも2022年3月期決算内容ではなく中期計画の方を少し確認してみます。
徐々に注目度が上がってきた銘柄です。
高配当株 ジャックス 新中期経営計画の気にるトコロ。
定量目標。
(出典: 2022年3月期決算および新中期3カ年経営計画説明会資料より)
計画最終年度の直近決算期からの成長具合は収益規模は約1.1倍と控えめですが、経常利益は約1.36倍となっています。
経常利益率も結構上昇しています。
2022年3月期:約16.2% → 2025年3月期:約19.7%
そりゃ嬉しい。
配当。
(出典: 2022年3月期決算および新中期3カ年経営計画説明会資料より)
株主還元に関しては配当性向30%で。
サラッと触れて終わってますね。
この会社はここ数年見ると業績良ければ
配当ちゃんと出してくれるので、
その面では安心。
(出典:IRバンクより)
その他
海外事業の足元好調。
ジャックスは東南アジアでの海外事業を成長の牽引役としています。
2022年3月期の全体に占める海外事業は売上で約10%営業利益で約2%とまだまだ小規模ですが、決算説明会の中で「既に足元第1四半期の海外事業は好調」との発言がありました。
今の所2023年3月期の海外事業も期待できそうです。
三菱UFJフィナンシャルグループとの戦略的パートナーシップ強化。
(出典: 2022年3月期決算および新中期3カ年経営計画説明会資料より)
ま、仲良くやってください。
調達金利の見込。
こちらは決算説明会の質疑応答で少し話が出ていました。
かいつまむとこんな感じ。
・現在の低金利メリットを享受しつつ、金利の長期固定化を推進する(固定化比率は2017年3月期:49%→現在67%→中期計画のうちに72%とする計画)
・債券流動化も積極的に。
・中期計画最終年度辺りは金利上昇となる可能性は見込んでおり、随時確認検討していく。
高配当株ポートフォリオの業種構成を考えてみた場合、メガバンクやリース大手、保険大手とそれなりに金融業種の銘柄が多くなりがちかもしれません。
あまり金融ばかり保有するのも業種のバランス上は
よろしくないかと思いますが、
ジャックス自体は高配当株としては良い銘柄だと
個人的には思っています。
もし業種が偏らないのであれば
一度検討・研究してみても
良い銘柄と思います。
ちゃんと自分で検討してくださいね。
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