おはようございます☆
もりっこ。(@moricco.net)です。
高配当株の三菱UFJフィナンシャルグループ。
あと半月ぐらいで2023年3月期第2四半期の決算です。
1Q決算発表時にMUFGユニオンバンク関係で
多額の評価損を計上しており、2Qも更に計上予定でした。
少しおさらいしておきましょう。
MUFGユニオンバンクの保有資産に対する評価損
MUFGユニオンバンク関係のおさらい。
こんな話でした。
(出典:2022年度第1四半期決算ハイライト)
ざっくりポイント振り返ると、、、
②第1Qでは約2,500億円の評価損計上。
③第2Qでは更に評価損が増加し、約6,300億円に膨らむ予定。
④MUFGユニオンバンク株式売却時には特別利益として約4,400億円評価損の戻入見込。
⑤通期では約2,000億円の評価損になる見込。
ホントにざっくりやな。
もう少し詳細はこちらを↓
2Qで考えられること。
上図のように2Q決算では、③記載の通り評価損計上が約6,300億円に膨らむ予定とされていました。
1Q決算時の予定数値ですのでその後の金利状況等によって、
この6,300億円の数字は増減しますが、一旦2Q決算では
経常利益以降へのインパクトは大きいと思います。
ちなみに1Q決算の経常利益に関しては、
経常利益:2,629億円でしたが前年同期は4,603億円でしたので、大幅な前年同期比△となっています。
2Qも同様の展開が予定されそうです。
後述しますが、MUFGユニオンバンク株の売却が実行されると大幅な特別利益の計上(前項ポイント④)が計上されますがまだ売却実行日は発表されていません。
この点、売却実行30日前には発表してくれるそうですので
早くても11月下旬以降ということになります。
売却に向けて許認可取得は進んでいる
2022年10月15日に以下の発表がありました。
(出典:MUFG Union Bank 株式の譲渡にかかる許認可の取得について)
売却に向けての許認可取得は進んでいるようです。
日本の金融庁の許可なんかもいるしな。
現時点で分かっていることをまとめると、
・2Q決算も多額の評価損が計上される。
・年末までに売却実行できない場合は3Q決算も追加で評価損が出る可能性アリ、一方で年末までに売却実行できると3Q決算に多額の特別利益が計上される。
私自身は能力不足もあり株価の予測や推理はできませんが、2Q決算発表時に上記の評価損の計上を受けて株価が動くかもしれませんので注意してください。
「ええーっ」て感じで下がるかもしれないし、
「織り込み済(便利な言葉や)」とかいって
上がったりするかもしれないし、
反応しないかもしれないし。
全くわからんけど(笑)
通常の業務収益には関係ないのでMUFGの高配当株としての
評価にはなんら関係ない話ですが、
2Q3Qと大きく損益がブレる要因がありますよって話です。
1Q決算時のおさらいでした。
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