おはようございます☆
もりっこ。(@moricco.net)です。
高配当株 日本特殊陶業。
2023年3月期第2四半期決算の決算説明会資料から気になる点を。
2Q決算も業績好調で、通期業績上方修正ありましたね。
ざっくりおさらい 2Q決算と上方修正
2Q決算。
(出典:決算説明会プレゼンテーション資料)
ご存じのように前年同期比増収増益!
通期業績上方修正。
元の計画から売上だと約940億円上乗せ、営業利益は約360億円上乗せ。
営業利益率も先の予想の16.8%から19.2%へ大幅向上です。
下記想定レートは「ドル:145円」「ユーロ:142円」。
この想定レート後で少し触れますね。
増配も。
配当も年間152円から166円に上方修正されました。
ごっちゃんです!
会社作成のサマリ。
会社からの業績ポイントです。
(出典:決算説明会プレゼンテーション資料)
更なるネネルギー価格上昇をある程度織り込んでいる点は安心感ありますね。
決算説明会資料で気になるトコロ
半導体不足解消⇒新車組付け製品販売増・増益。
(出典:決算説明会プレゼンテーション資料)
2Qでは自動車関連(プラグやセンサ)過去最高益。
半導体不足解消で新車製造が増加しているということですね。
新車の製造が回復しているということで、今まで業績を支えてくれた
メンテ関連の売上は減少傾向の模様。
(出典:決算説明会プレゼンテーション資料)
この図の「AM」というのはアフターマーケットの略かなぁと
思っているのですが、違ってたらごめんなさい。
交換用や修理・メンテ用の販売数量は減少しているということかと。
新車が売れるとメンテ用の売上は減る傾向があるのか。
おもしろいね。
為替動向に留意。
上記の通り2023年3月期下期の想定レートは、ドル円だと1ドル145円想定です。
ちなみに2Qの為替の影響を営業利益で見ると、
(出典:決算説明会プレゼンテーション資料)
皆さんご察しの通りかなり影響しています。
通年業績予想でも、
(出典:決算説明会プレゼンテーション資料)
前期比増益額の6割以上が円安によるものと
大きなインパクトが想定されています。
その他の通貨も含め通期のレート予想。
(出典:決算説明会プレゼンテーション資料)
最近でもドル円が円高方面に動くと株価は軟調気味と株価と為替はある程度リンクしていると感じています(相場の状況等他の要因もあるとは思いますが)。
正確には「円高⇒業績下振れリスク⇒株価低下」なのかな。
今後の為替の動向に業績も株価も影響されると思うので、
為替には留意かなと思っています。
まぁ留意とはいっても為替はどうすることもできんけどね。
新規事業は水面下。
(出典:決算説明会プレゼンテーション資料)
上記のとおり、新規事業はまだまだです…。
オゾン発生器を販売しているようです。
興味ある方はHP見てみて下さい。
1点謎。
(出典:決算説明会プレゼンテーション資料)
今期から来期にかけて半導体製造装置市場の減速を予想しているようですが、日本特殊陶業のSPE事業は増収予定だそうです。
この辺りの理由については、「市場ニーズと当社の積層技術との親和性がより増す為」
との記載がありますが、もう少しわかりやすく書いて欲しいところかも。
個人的には謎な部分です。
まとめ
決算説明会資料を見て気になった点としては、、、
・一方で交換や修理用は減収。
・2Q時点では円安要因での業績上振れ幅が大きい。今後の為替動向に業績は大きく左右される。
・新規事業は今のトコロ期待薄。
・半導体製造装置の需要は今後低下予定だが、日本特殊陶業のSPE売上は増えるらしい…???
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