高配当株 JT(日本たばこ産業)の2021年12月期第3四半期決算が発表されました。
頑張ってくれてます。
高配当株 JT 日本たばこ産業 2021年12月期第3四半期決算
概況
(出典:2021年12月期第3四半期決算短信より)
- 売上高:1,766,075百万円(前年同期比+23.2%)
- 営業利益:480,696百万円(同+27.2%)
- 四半期純利益:340,285百万円(同+31.1%)
なかなか良い数字です。
営業利益率も27.2%と高いです。
決算説明化資料だとこのような説明になっています。為替も円安傾向で業績に寄与しています。
(出典:決算説明会資料 より)
セグメント別
相変わらずやはり海外たばこ事業が大きくけん引しています。
成長エンジンなんでここが大事。
意外に(笑)国内も少し頑張ったようです。
JTは海外たばこ事業が肝です。
個人的にはもう「たばこ事業」1本で良い気も…(笑)。
(出典:決算説明会資料 より)
今回為替はプラスに寄与しましたが、
個人的には為替はある程度致し方ないと思っています
(中央銀行の金融緩和等にも左右されますし)。
ひとまず外貨ベースでしっかり収益増やしてもらいたいです。
2021年12月期 通年予想
業績予想
第2四半期の決算発表の際に「第2四半期での進捗率は、営業利益:約80%、最終利益:約82%となっているので、本決算ではもう少し増益で着地することもあり得るのではないかと考えます。」と記載しましたが、予想通り上方修正してくれました。
ナイス!
配当予想
年間140円。
こちらも上方修正!!
前四半期の際「上記概況のとおりのEPSの進捗率なので、今後の増配余地もあると思います。」と記載しましたがその通りになりました。
以前の154円には届きませんが、正直充分と思います。
今回も再掲しますが、
今後も継続して気にしておくべきは、
2012年12月期決算において発表された、
配当性向75%目安です。
ということは以前のJTと比べると少し業績連動の意味合いが強くなると思います。
今後も業績の上下によって以前より機動的に増減配が行われる方向。
相変わらずたばこ以外の事業は育っていない。だが…。
上記セグメント記載の通り、医療事業、加工食品事業は変わらず育ってません…。
個人的にJTを見る場合のスタンスは下記の通りなんですが、なんかもうたばこの世界市場で突き抜けてくれればそれで良いかなって気もしてきました(笑)
・なんといっても国外たばこ事業(というかたばこ事業全体)の伸びが生命線。先進国の喫煙者は減少傾向にあると思われるが、シェアの獲得や、先進国以外の市場の伸びに期待。
・たばこ事業以外の柱ができるといーなー(ちょっとかなり遠い目で(笑))
寧ろ、新規事業は気にしなくてよいから、
タバコ事業で世界を獲れ!
個人的にはポジティブな決算でした。
それでは、よい1日を!
尚当然ですが、これら銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。また、記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。
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