2022年4月28日に商船三井の決算発表がありました。
高配当ではありますが、実践中の高配当株投資では投資対象外。
ちょっと野次馬目線ですが
確認してみました。
商船三井の2022年3月期決算発表。
2022年3月期決算。
(出典:通期決算説明会資料 より)
いやぁ爆益!
ホントに。
こうやって10年以上並べてみると、2022年3月期の凄さがよくわかります。
(出典:IRバンクより)
損益のブレブレ加減も半端ない。
セグメント
(出典:通期決算説明会資料より)
コンテナがかなり寄与しています。
(出典:通期決算短信 より)
日本郵船も同じ。
ちなみに配当は年間1,200円(分割前基準)。
期末は900円です。
2023年3月期予測。
(出典:通期決算説明会資料 より)
2023年3月期は減益予想です。
流石に今の市況がそのまま続くとまでは
考えていない模様。
配当は年間350円と記載されていましたがこれは2022/4/1の分割考慮後なので、前期と同じ基準だと1,050円となります。
しかも下記を見ると更にその後はかなり業績が下がる見込みのようです。
(出典:2022年度経営計画より)
いかに2022年3月期が好況だったかがわかります。
商船三井 高配当は高配当。
2022年4月28日時点で、配当利回り11.4%!
意味不明。
ただこの配当利回りは会社の考える数年後の状況のように、
将来の減益・減配を織り込んでの数値と思います。
仮に会社の計画通り経常利益1,500~2,000億円の頃には、
配当利回り3%程度で落ち着く方向に行くかな~とか思ったり。
(それでも高配当と言えば高配当の部類ですが)
実践中の高配当投資だと長期安定的に高配当の恩恵を享受できるような銘柄を探します。
上に掲載した長期の業績変遷を見ても、その観点からはなかなか投資しづらい銘柄かと感じます。
勿論景気敏感株の部類のメガバンクや総合商社も
損益ブレますが、海運ほどではないかなー。
一方これはこれで短期TRY銘柄として、高配当株投資の別口と考えて投資するという考え方もあります。
この辺りは各人の運用方針或は嗜好等によりますね。
ま私の場合は上手くいきそうにないから無理。
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