保有していた銘柄について急に株価が大きく値動きしてびっくりしたことはありませんか？
私は良くあります(笑)
勿論、相場なのでいろんな理由で株価は上下しますが、その中でも決算発表内容に反応して株価が上下するケースは結構あると思います。
そんな決算発表に関して。
決算といっても年１回ではない。
多くの企業の事業年度は任意の１年間であり、つまり本来の意味での決算は年１回なのですが、上場している企業は四半期ごとの決算を発表する必要があります。
従って、３ケ月ごとに発表しているわけです。
決算数値にのみ反応するわけではない。
勿論、発表された四半期決算の実績数値の良し悪しも株価には影響を与えますが、どちらかというと予想（コンセンサスと言ったりします）との乖離により反応することが多いと思います。
例えば、ある四半期の決算数値が前年同期より10％悪化していたとしても、予想が30％の悪化であれば予想より良かった決算ということになり株価は上昇する場合も少なくありません。
30％悪化の予想が既に株価には織り込まれていたということですね。
また、実績数値の動向も勿論ですが、同時に発表される来期予想（四半期決算発表の場合はその年度決算の予想）数値に反応して株価が動くことも多いです。
株価は常に未来を見ています。
決算発表日の確認
主に２つ。
１つはその銘柄のHPに”IRスケジュール”として決算発表日が掲載されています。
ある程度事前に掲載している会社もあれば直近にならないと掲載してくれない会社もあります。
また掲載している発表日が変更になる場合もHP上のIRニュースで発表されます。
2020年3月期決算に関してもコロナの影響で当初の発表日から
遅くなった会社もありました。
もう1つは情報サイト。
例えば、下記は”IR BANK”のものです。
（出典：IR BANKより 一部抜粋）
このようなサイトをどこでもよいので１つ覚えておくと便利かと思います。
高配当株投資における決算発表日
高配当株投資の保有銘柄については、（投資の前提が崩れるくらいの）よほどのことがない限り売却を想定していないので、短期トレードを行っている場合と比較するとそこまでタイムリー（決算発表直後）に確認する必要はないと思います。
とはいえ、少なくとも保有銘柄については、毎決算発表ごとに状況の確認はするべきと思います。
また特に投資の前提が崩れるくらいの懸念のある銘柄については、早めに決算内容を確認しましょう。
具体的には、あまりにビジネスが陳腐化しつつあるような銘柄や
タコ足配当になりそうな銘柄。。。
それでは、おやすみなさい！
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