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何といっても累進配当継続です【高配当株】三井住友FG(8316)新中期経営計画。

高配当 三井住友FG 新中期経営計画 8316 三井住友FG

 

もりっこ。
もりっこ。

おはようございます☆
もりっこ。です。

高配当株 三井住友FG。
先日の2023年3月期決算発表と同時に新中期経営計画も発表されています。
こちらの気になるトコロを少し見てみます。
期間は、2023年度(2024年3月期)~2025年度(2026年3月期の3年間)です。

かえでさん。
かえでさん。

2023年5月19日現在の株価は5,640円、
配当利回りは4.4%。

尚これら銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。また記載内容や数値は記事投稿時点でのものです。
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株主還元について



(出典:プレゼンテーション資料

もりっこ。
もりっこ。

まず気になるのはこれでしょう!

荒波さん
荒波さん

株主還元政策!

累進配当継続!
配当性向40%
自己株式は機動的に。
かえでさん。
かえでさん。

良かった良かった。
ちなみに2024年3月期の配当予想も増配してくれています。

2024年3月期の2Q以降どこかで状況鑑みて、自己株取得もあるといいですね。

財務目標

今回の中経期間最終2025年度(2026年3月期)には、最終利益9,000億円を目指すようです。

ちなみに
・2023年度(2024年3月期)の予想最終利益が8,200億円。
更にその次の中経(2026年度~2028年度)には、最終利益1兆円の目標。

荒波さん
荒波さん

ライバル?の三菱UFJFGは既に最終利益1兆円超えているので、
頑張れ!


(出典:プレゼンテーション資料

もりっこ。
もりっこ。

上記スライドの「事業ポートフォリオ」に記載されている
「競合との差が顕在化」の部分は、やはり三菱UFJFGを
意識しての記載かと思います。

ちなみに、財務指標としてはROEよりROSET1を意識しているそうです。


(出典:プレゼンテーション資料


(出典:プレゼンテーション資料スクリプト付

荒波さん
荒波さん

ROSET1、聞いたことないわ~。

もりっこ。
もりっこ。

通常ROEの算出分子は自己資本(株主資本)なんだけど、
分子に、「CET1(Common Equity Tier1)」といって、
上記スライドの図のように、

無形固定資産や有価証券評価差額金を除いた

自己資本を利用して算出。

かえでさん。
かえでさん。

CET1は日本語だと

「普通株式等Tier1」という普通株式+内部留保のことね。

ちなみにこの項最初の財務目標スライド上にある「CET1比率」というのは、「CET1(Common Equity Tier1)/ リスクアセット」という金融機関の自己資本比率規制として導入されている指標で最低所要水準は4.5%らしい。
三井住友FGは同スライドにあるように10%程度の目標。

その他 三井住友FG新中期計画 気になるトコロ

新中期経営計画。

「Plan for Fulfilled Growth」

スクリプト付プレゼンテーション資料のグループCEO太田氏のコメントを紹介すると、


(出典:プレゼンテーション資料スクリプト付

もりっこ。
もりっこ。

僕も含め投資家目線だとどうしても数値目標や還元方針ばかりに
目が行ってしまうのですが、このような理念の部分なんかを
言葉で確認できるのは良いですね。

基本方針は以下の3つ。
①社会的価値の想像
②経済的価値の追求
③経営基盤の格段の強化

かえでさん。
かえでさん。

①は環境やサステナビリティ分野への投資、

人権や貧困問題、少子高齢化への対応、

従業員の働き甲斐の実現なんかを掲げています。
③はガバナンス・コプライアンス強化、ITインフラ増強など。

②経済的価値の追求いついて。

重点戦略領域。

基本方針の中でも事業の成長に関わるトコロは気になります。


(出典:プレゼンテーション資料

上記のように7項目pickupされていますが、個人的には特にそのうち2項目が目を引きました。

リテールサービス Olive経済圏。


(出典:プレゼンテーション資料

国内リテールサービスについては、Oliveを軸としたデジタルベースの事業モデルに改革。

かえでさん。
かえでさん。

最近個人投資家の間でも何かと話題のⅤポイントも。

銀行、証券、クレジット、ポイント、保険等の経済圏の構築をし、個人顧客のすべての取引をOlive上で行えることを目指すそうです。

もりっこ。
もりっこ。

で、

このデジタルの保管的な位置づけとして従来の支店を
軽量化・効率化した「ストア」として展開。

荒波さん
荒波さん

この「支店⇒ストア」への転換が経費削減にも
つながるんやな。

ストアは勘定を持たない出張所。商業施設内に出店するためより少人数での運営が可能。

米国事業。


(出典:プレゼンテーション資料

米国だけではないですが、グローバル事業は拡大の意向。

かえでさん。
かえでさん。

但し、拙速に進めるのではなく10年スパンで着実に、
とのこと。

もりっこ。
もりっこ。

マルチフランチャイズとして、

インド、ベトナム、フィリピン、
インドネシアにも注力。

コストコントロール。


(出典:プレゼンテーション資料

ベース経費△1,300億円、業務量△7,000人分削減。

荒波さん
荒波さん

ここはネットニュースでも結構出ていた部分やな。

もりっこ。
もりっこ。

デジタル化(Olive含む)を進め、

支店からストアへの軽量化も進め、
浮いた資源は重点戦略領域や

経営基盤強化に投入だそうです。

事業部門別計画。


(出典:プレゼンテーション資料

業務純益ベースで2,500億円の増加計画。

かえでさん。
かえでさん。

やはりグローバルが牽引。

最後に。


(出典:プレゼンテーション資料スクリプト付

だそうです!

もりっこ。
もりっこ。

綺麗事書いてるだけかもしれませんが、
こういう言葉があるとなんか嬉しいね。

かえでさん。
かえでさん。

高配当株投資をする上でも気になる増配、

累進配当継続、
そして背景には増益路線とお腹いっぱい。

そんな三井住友FGの新中期経営計画でした。

それでは、よい1日を!
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コメント

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