ちょと年度決算発表から離れて、
高配当株 ミズホメディー の2022年12月期第1四半期決算をざっと確認。
コロナ検査薬で2021年12月期決算はかなり好決算でした。
2022年12月期の第1四半期はどうだったでしょうか?
高配当株 ミズホメディー 2022年12月期第1四半期決算。
概況
(出典:2022年12月期 第1四半期決算短信 より)
・営業利益 27.4億円 (同:+212.5%)
・経常利益 27.4億円 (同:+212.0%)
・四半期純利益 19.1億円 (同:+194.3%)
引き続き好調!
営業利益率も、約65.4%!
後記しますが通年業績予想を上方修正しており、その中にも業績好調の要因が下記のように記載されています。
(出典:業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ より)
コロナのおかげの好決算なので、
素直に喜べない面もありますが…。
通期業績予測。
2022年12月期通期予測。
(出典:2022年12月期 第1四半期決算短信 より)
上方修正されました。
流石に2021年12月期よりは業績下がる予想にはなっています。
この辺りは流行り病の状況にもよりますし、
まだ第1四半期なので今後も修正があり得るとの
心づもりでいた方がよいと考えています。
配当予想。
年間145円でこちらも上方修正。
ちなみに配当利回りは2022/5/12時点で、6.7%。
わお!
業績予想と同様、今後修正有り(もちろん減配も)を頭の片隅に。
ちなみに会社方針は、配当性向30%目安です。
メズホメディー 気になるトコロ。
コロナ後 その1
「コロナ後」という世界がもはやあるのかどうか、
という点はさておき。
コロナ特需がある程度落ち着いた時の業績まず気になります。
コロナ後 その2
コロナ特需の剥落具合も気になりますが、それよりも事業全体感の方が気になります。
わかりにくいと思うので
少しかみ砕きます。
まず以下を確認下さい。
(出典:2022年12月期 第1四半期決算短信 より)
コロナ前まではインフルエンザ検査キットが売上の半分を占めていましたが、コロナ発生後はインフルエンザ関係の売上が激減しています。
次に10年程度の業績。
(出典:IRバンクより)
上記のように2020年12月期以降は大きくぶれていますが、それ以前は綺麗に右肩あがりです。
業種は医薬品ですが他の医薬品銘柄と違うのは、収益の大きくぶれる創薬ではなく検査キット・器具製品を販売している点です。
また、検査対象となる事象(インフル、コロナ等の流行り病のみでなく、妊娠検査キット等も)が増えれば増えるほど、ストックに近い性質で業績が積み上がるのではないかと想像しています。
勝手な想像ですが。
・コロナも含めて今後も検査キット・器具のラインナップが増え、
・微増で良いので、2019年以前のような業績が着実に積み上がるような状況に、、、
成ってくれると嬉しいのですが。
希望的観測です(笑)
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