おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株 NTT。
2023年5月12日決算発表がありました。
株式分割（25分割！）ということで話題沸騰です。
そっちに目が行くけど業績も過去最高や！
2023年5月16日現在の株価は4,161円、
配当利回りは3.00％。
高配当株 NTT 2023年3月期
経営成績。
（出典：プレゼンテーション資料）
営業利益：1兆8,290億円 （同 +3.4％）
親会社株主に帰属する当期純利益：1兆2,131億円 （同 +2.7％）
営業利益率：13.9％
収益も各利益も過去最高です！
兆、兆ついててすご(笑)
NTTは海外営業利益率を10％に持っていきたい意向があります。
だいぶ上がった感がありますね（のれん償却等一部経費除くみたいですが）。
NTTデータ頑張れ～★
この規模で過去最高業績を出せるのが単純に凄いなぁと思う。
ただ営業利益率は前期の14.5％からちょっと下落です。
セグメント
（出典：プレゼンテーション資料）
特にグローバル・ソリューション事業やその他事業が
頑張ってくれた模様。
地域通信事業（NTT東西のセグメント）はまだ減収減益。
尚、会社別にみるとNTT東日本は増収増益、NTT西日本は減収減益のようです。
この辺りの情報は下記を参照ください。
細かいので見にくいですが、四半期ごとの推移も見れて
有用な情報と思います。
ちなみにドコモは増収増益（法人事業が牽引）。
財政状態。
（出典：2022年度決算短信）
（資産）
・営業債権：+5,814億円
・有形・無形固定資産：6,556億円
（負債）
・営業債務：+3,069億円
・有利子負債：+9,410億円
事業好調での営業債権・債務の増加、
それと設備投資は旺盛なようです。
同時に発表された新経営戦略によれば、今後5年間で設備投資12兆円費やすようです。
IOWNとか力入ってるしな。
以前の下記ブログで少しIOWNについて触れてるぜ。
CF状況。
（出典：2022年度決算短信）
〇営業CFの増加金額が減少しています。
大きな要因は、営業債権の増加：5,253億円と法人税等支払の増加：3,040億円。
〇財務CFの△が減少しています。
前期は有利子負債を753億円削減しましたが当期は有利子負債469億円増加しているためです。
①増収増益、過去最高の業績。
②地域通信事業は厳しい（特に西日本）
③設備投資は旺盛に。
言うまでもなく良い決算だったと思います。
来期業績予想
業績予想。
（出典：プレゼンテーション資料）
営業利益：1兆9,500億円 （同 +6.6％）
親会社株主に属する当期純利益：1兆2,550億円 （同 +3.5％）
減収増益。
営業利益率は14.9％と上昇。
セグメント
（出典：プレゼンテーション資料）
2023年3月期好調だったその他事業が減収になるのが、来期予想の減収理由のようです。
その理由の記述は見つけられなかった気がします。
どこかに書いてたら教えて下さい。
地域通信事業も増収増益を予想しています。
NTT西日本の来期予想を見ても
増収増益に挑戦するようですよ。
配当予想。
年間125円（2023年3月期から5円増配）。
25分割後の1株配当は5円に。
増配や！
（出典：プレゼンテーション資料）
※上記スライド中の配当額は分割前基準。
素敵な会社だよ～☆
NTT 気になるトコロ
株式分割。
触れないわけにはいきますまい。
2023年7月1日から株式分割（1：25）実施。
プレゼンテーション資料よりも決算短信の方が、理由が少しだけ詳し目に掲載されていました。
（出典：2022年度決算短信）
・幅広い世代の投資家増めざす。
・最近増えてきた1株投資ではなく単元保有の投資家増めざす。
ということかな。
分割割合にはびっくりしたけど、そんなに悪い話ではないかなー。
分割前の株価が仮に＠4,000円だとすると分割後は160円。
単元は16,000円で買えるようになりますね！
1株投資だと160円で買えるじゃん！
小学生もカモーン。
来年からの新NISA開始に当たり、他も続くところあるかもしれませんね（ここまでの割合はなかなかないとは思いますが）。
ドコモのコンシューマー事業。
この辺りはいつ頃下げ止まるか気にしています。
今度ドコモのみの決算も確認してみようかと。
まとめ
・地域通信（特にNTT西日本）は減収減益。
・ドコモは増収増益（但しコンシューマー向けは減収続く、法人向けでカバー）。
・2024年3月期予想は減収増益見込。
・増配予想。
・2023年7月1日に25分割。
やはり安心して保有できる高配当銘柄かと思います。
いい会社だわ。
株式分割で投資の裾野が広がって、もしかしたら
より配当利回りは低目になるかもしれないね。
上にも少し書きましたがドコモ単体の決算内容や、今回の決算と同時に発表された新経営戦略なんかも後日取りあげるかもしれません。
日本電信電話（NTT）2023年3月期決算でした。
それでは、よい1日を！
励みになります。よろしければ。
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