おはようございます☆
もりっこ。です。
高配当株 商船三井(9104)
驚異的な配当利回りでここ数年注目されていたお船(笑)の一角。
新経営計画「BLUE ACTION 2035」を発表しています。
気になるトコロをピックアップ。
2023年4月5日現在の株価は3,385円。
配当利回りは16.54%。
しかし相変わらず意味不明の配当利回りやなー。
商船三井 新経営計画(数値目標)
新経営計画。
コチラです。
良かったら一度ダウンロードして目を通してみて下さい。
方向性と数値目標。
方向性。
(出典:「BLUE ACTION 2035」)
より安定的な収益になるような方向性を
考えているようです。
ところどころに記載されていますが、「海運不況時でも黒字を維持できるポートフォリオへの変革」を目指すようですね。
あれだけ業績が不安定だと
わからんでもない方向やなー。
(出典:IRバンク)
ホント、改めて業績推移のブレ具合…。
投資家側も大変かもしれないけど
経営側は相当大変だわ…。
数値目標はこんな感じ。
(出典:「BLUE ACTION 2035」)
税引前利益数値の記載です。
↓
・2025年度:2,400億円
↓
・2030年度:3,400億円
↓
・2035年度:4,000億円
安定収益の比率を現行の8%から40%にまで増やす方向。
具体的にはドライバルクや製品輸送による利益が減少する一方で、
エネルギー事業による利益割合を増やしていく方向性となっています。
ブログにはスライド掲載していませんが、設備投資のスライドを見ても、”ドライバルクや製品輸送への設備投資に比べエネルギー事業への設備投資が圧倒的に多く” ”製品輸送への設備投資の内訳についても安定収益型へ多く割り振られています”。
株主還元
(出典:「BLUE ACTION 2035」)
・配当額150円下限。
・自己株取得は利益上振れ時に都度判断にて。
配当性向の引上げも嬉しいけど、
下限配当設定が嬉しいかも。
最近の好況の前(2020年度以前)の配当が50円でした。
海運市況が落ち着いてもその水準よりはかなり高めの配当が期待できそうです。
海運市況が落ち着いた後「配当どれくらいに?」という疑問・不安は
投資家の中でも多いと思うので、こういう下限設定発表はタイムリー
かつ有効と思います。
財務は改善
以前ブログにも記載しましたが、最近の好況でかなり財務内容が好転しています。
(出典:「BLUE ACTION 2035」)
これが配当性向の上昇や、
150円下限設定の背景にありそうね。
勿論、今後の安定収益分野への設備投資の原資にも利用されると思います。
もう少し業績安定してくれれば投資しやすい銘柄になりそうですね。
個人的には配当利回り14%とか要らんので、
5%位で安定してくれれば投資しやすいのだ。
それでは面白味に欠けるという投資家も多いかも~。
銘柄理解の一助になると思うので、
良かったら目を通してみて下さいね。
商船三井の新経営計画でした。
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