おはようございます☆
もりっこ。です。
海運銘柄 日本郵船、商船三井、川崎汽船の2023年3月期決算が出揃いました。
業績変動が大きく現在のトコロ高配当株PFには入れていませんが、一応気にはしています。
簡単に外形的な数値のみですが並べて比べてみました。
簡単なイメージ掴みたいと思いましたので。
海運3社 簡単比較
2024年3月期業績予想。
やはり収益規模は日本郵船がダントツです。
その他、、、
②EPSは商船三井が一番高い。
③営業利益率は川崎汽船が一番高い。
④1株配当額や配当性向も川崎汽船が高いです。
意外に川崎汽船の営業利益率が高いです。
配当も頑張ってくれてる気がする。
3社とも持分法投資損益の取込で最近は営業外収益(損失も有り得る)が
多額、掲載していませんが経常利益率も川崎汽船が一番高いです。
(但し、持分法投資損益が主要因で売上高とはリンクしないので、
率自体にあまり意味はないかと。)
為替は日本郵船のみ、より円安予想。
ちなみに、125円程度だと日本郵船の営業利益は1,222億円、
最終利益は1,942億円程度になりそう。
2023年3月期時点 ROEと財務状況。
これまた、意外にも川崎汽船が一番数値が高い。
ほー。
株価、配当利回りなど。
株価はいずれも2023年5月10時点で3,000円前半ですが、配当利回りは商船三井と川崎汽船が5%後半と高めです。
PERは商船三井が最も低い。
株主還元方針
各社の株主還元方針抜粋してみました。
①日本郵船
(出典:決算説明会資料)
・年間配当下限100円
・2024年3月期及び2025年3月期で2,000億円の自己株式取得予定(2024年3月期で全て実施も検討)
②商船三井
(出典:BLUE ACTION 2035)
・年間配当下限150円。
・利益上振れ時に自社株取得検討。
③川崎汽船
(出典:決算説明会資料)
・追加還元(上乗せ配当、自社株取得)4年間で1,100億円。
目先2年だけでいうと日本郵船の自社株買いが目を引く。
頑張れ商船三井。
結果的に4年後には日本郵船や商船三井の還元額が
多額になるかもしれないけど、
現時点で4年間の株主還元方針を発表している
川崎汽船は評価できそう、というかIR上手いかも。
雑感
従って、価格競争力やどのセグメント別の優劣、保有船や
設備投資の多寡等ビジネスの根幹というか質的な要素、或は
過年度実績推移などはまったく抜きです~。
正直、海運買うなら日本郵船と商船三井の二択と思っていましたが、
どうしてどうして三択になりそうです。
川崎汽船侮りがたし、というか
最優先もあり得るな…。
そんな海運3社のちょっとした比較でした。
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